2017年4月13日 木曜日
空は青空、春らしい暖かい陽気のもと、桜の花びらが風で舞い散る中、子ども達は大喜びではしゃいでいました。昨日入園した子ども達も保護者と離れ、年長・年中児と手をつないで登園してきていました。泣く姿が少ない中、不安で涙が出てしまった年少児を年長・年中児が優しく手をつないで、お部屋まで連れて行ってあげたり、「一緒に遊ぼう」と遊びに誘ったりしていました。
包丁ままごとコーナーでは、「こうやって もつんよ」と包丁の持ち方を見せて、教えてあげたり、切った野菜を一緒に鍋に入れて、お料理したりしていました。きっと一年前の春、今の年中児はこうやってお兄さん・お姉さんに教えてもらったんだと感じました。
年長・年中児は、園に慣れ、自分のしたい遊びを見つけて、クラスを超えて気の合う友達と楽しんでいました。また年長児がしていることをよく見ている年中児は、古森園長先生が園で楽しく遊べるようにと作ってくれたジャングルジムの玉入れを、年長児が楽しんでいると、年中児が「次、僕がする」「僕の番なんよ」「一人占めしたらいかんのよ」としたい気持ちを必死に訴えていました。
また、見ごろのブランコの後ろにあったチューリップを白い柵の所に持ってきて、並べてくれるのを見た年中児が「かわいいねぇ」と言ったり、下を向いたチューリップを見つけて「元気がないね 水をあげんといかんねぇ」と言ったりする姿が見られました。部屋に帰ると「赤いチューリップが咲いていたね」「黄色も咲いていたよ」と言って、チューリップの歌を口ずさんでいました。
そして、桜の花びらを拾って水に浮かべたり、「先生、見て」と手のひらに拾った花びらをのせたりして見せてくれました。「あそこのをひろった」と宝物のように大切に飛ばないように持っている年少児がとてもかわいかったです。
入園式を昨日終えたばかりで、プレ年少やこあら組を経験している年少児は、好きな遊びを見つけて砂場でままごとをしたり、三輪車に乗ったり、滑り台をしたりして遊んでいました。
教師や年長・年中のお兄さん・お姉さん、そしてクラスの友達に刺激を受けて、元気いっぱいのみつばっこで、すぐにいっぱいになるであろう三葉幼稚園の庭は今日もとても暖かでした。