2017年3月5日 日曜日
1歳児が登園してくると自分の好きな玩具や絵本を出してきて遊び始めます。又、カゴや新しい玩具を見つけて、ロッカーの引き出しから取り出してきます。
1歳児のAちゃんはロッカーの引き出しを開け、広告や新聞紙を見つけて取り出してきました。
そこで保育教諭が机の上に新聞紙とクレパスを置くと、他の幼児達も「何が始まるんだろう」とテーブルの周りに集まってきました。今まで違う遊びをしていた幼児も興味津々で近づいてきます。Αちゃんは青色のクレパスを持つと、新聞紙にとんとんと色をつけていき色が広がっていくのがどんどん楽しくなり、さっきより力強く押さえていきました。「ぬりぬり上手!」とほめると、にこっと笑って見せてくれました。
見ていたΒちゃんとСちゃんもクレパスが入っているケースを指差し、「あ!あ!」と声を出しクレパスが欲しいと訴えてきました。そしてたくさんのクレパスが入っているケースの中から自分の好きな色のクレパスを持つと、新聞紙に色をつけたり好きな箇所に線を描いたりしていきました。その後お絵描きから新聞紙遊びに発展し、新聞紙をひっぱたりくしゅくしゅと丸めたりすることを楽しんでいました。ΑちゃんやDくんは新聞紙を保育教諭のところに持ってくると、身ぶり手振りで何か伝えようとしていました。保育教諭が「こうするの?」と破ってみせると、もう一度してほしいとうなづきました。自分ではなかなか上手く破ることはできませんでしたが、小さい新聞紙を拾い集め、「ないない」と袋の中にたくさん集めて満足そうでした。これからも幼児たちが色々な経験ができるよう、工夫し保育を展開していこうと思います。