2017年2月23日 木曜日
昨日から「お天気は大丈夫かな?」と心配していた参観日2日目の今日、雨上がりの園庭では子どもたちが様々な遊びを楽しんでいて、それを嬉しそうに見守ったり、一緒に楽しんだりされる保護者の姿が見られました。
そんな中、さくら組の女の子たちが水たまりで遊んでいました。鍋に泥を入れ、かき混ぜながらSちゃんが「これ、チョコレートなんだよ。」と話していました。近くにいたSちゃんのお母さんが「家でクッキーを一緒に作ったんです。」と教えてくださいました。Sちゃんは鍋でチョコレートを溶かす様子を見ていて、イメージがふくらんで友達と、チョコレートのままごとを楽しんでいたようです。
一方、砂場ではりす組のRくんとSくんが大きな山を作り、トンネルを掘って遊んでいました。慎重に穴を掘っていましたが、やがてどさっと崩れてしまいました。「あぁ~。」と一瞬、残念そうな表情を見せましたが、すぐに「ねえねえ。ここに水を流したらどうなるかな?」と水路作りが始まりました。水を汲んできて流すSくん、道を何本も作って「こっちにも流れるかな?」と試すRくん。2人で役割分担しながら遊んでいました。すると、砂の中にホースの端が埋まっているのを見つけました。「わ~お宝だ!」とお宝探しが始まったのです!!Rくんがホースの端を引っ張ってもびくともしません。それを見たSくんがRくんの背中をもって一緒に引っ張り始めました。友達がどんどんやって来て、あっという間に長い列ができ、どこからともなく「うんとこしょ、どっこいしょ!」という掛け声があがりました。全然動かないホースを掘って取り出そうとする子、背の高い友達を”力持ちに違いない!”と言って呼びに行く子、みんなが”お宝探し”に向かって楽しそうにいそいそと動き回る姿がかわいくて、教師たちはそばで応援しながら見守っていました。力を合わせてホースがすっぽーん!と抜けた瞬間、「やったー!!」と大歓声!「大きなかぶのお話みたいだね。」と言う子と一緒に図書館に絵本を探しに行きました。そして降園前にりすとぱんだで大きなかぶの絵本を読むと、子どもたちは真剣に見ていました。「うんとこしょ、どっこいしょ。」のところでは一緒に大きな声で読み、「おもしろかったね。」と話し、降園の挨拶をしました。
三葉っ子は楽しいことを見つける天才!参観にいらした際には、色んな所でキラキラ輝く目を見つけてじっくり観察してみてください。とっても楽しい場面がいくつも見られます。
♪今日の手作り給食♪