2017年2月20日 月曜日
今日は、小雨が降っていたこともあり、朝、バスから帰ってくると、壁面作りが始まっていました。年長さんは、1Fの階段登り口のところの二か所を幼稚園の思い出を描いて、張っていました。年長さんにとってこれが最後の壁面、色々な思いを抱きながら作っていたのだろうと感じました。素敵な思い出の壁面が完成しました。
また、年中さんの部屋でも壁面作りをしていました。みんなで絵の具を使って色を塗り、それぞれの紙に描いた魚やわかめ等、ハサミで切って貼って、仕上げていました。その近くでは、発表会で使ったドア・時計を使って、家と合わせて大きな家になっていました。そこで「トントントン、あけてください。お母さんですよ。」と声を掛けると、「♪~だーまされないよ~♪」と、発表会での踊りと歌で返してくれました。楽しかった発表会だからこそいつまでも遊びなど、自然に出てくるのだと思いました。
そしてプレ年少さんは、簡単なルールのある遊び(ボール転がしゲーム)を楽しんでいます。最初は、ボールで遊ぶことが楽しくて、追いかけて行ったり、年中・年長児がしているサッカーを思い出して、蹴ったりしていましたが、2回、3回と重ねるごとに上手になり、ドリームマットで囲っている中から出たらいけないこと、ボールを蹴ったり、取りに行ったりしたらいけないこと、ボールに当たらないように逃げること、もし当たったら、座って応援をすること、順番で出るのを待っている友達も応援をして待っていること等のルールが分かり、守って楽しむようになりました。ボールを見ながら上手に逃げる子、友達を見て一緒に逃げる子、「きた!」と教えてくれる子など色々な姿が見られました。応援も上手になって、「がんばれ!」「がんばれ!」と力いっぱい応援していました。その後部屋に戻り、昼食です。今日はパン給食でした。たんぽぽ組の子ども達も準備ができると、上手に並んで取りに行くことが出来るようになりました。また、トイレから手を洗って帰ってくるのが遅くなり、泣き出した友達に、持っていたハンカチを出して、涙を拭いてあげている子の姿が見られ、嬉しく思いました。
プレ年少の子ども達も年長・年中・年少さん達にしてもらったことを覚えていて、してあげるようになったり、友達と一緒にする楽しさを味わったりして、ひとつお兄さん・お姉さんになったように感じました。