幼稚園の日記(ブログ)

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  2010年2月25日 木曜日

 自由参観日4日目の今日は赤コースのクラスはミニ発表会ということで戸外には青コースのこどもたちだけが何となく広く感じる園庭でゆったりと遊んでいました。通常のような活気にはちょっぴり乏しいものの包丁ままごとのコーナーは色々な帽子が入り混じって遊んでいました。又、園庭ではリレーが盛んに行われていましたが、年少児、プレ年少児が中心になり、年長児がその中に混じって、ハンディーをつけて走ったり、バトンを小さい子に先に渡したりと心使いをしながら加わっている姿がみられました。実は今日の園庭の環境は年長児の活動を意識してサッカーゴールを片付けて、中央部分を広くして、空気を入れた硬めのボールを出していました。それに気付いた年長児が、個々にボールを持って投げたり、蹴ったりして遊び始めました。そして、しばらくするとぞう組の子どもたちから「ドッヂボールをしようよ」という声が上がり少人数でしたが、円型ドッヂボールを楽しんでいました。戸外で遊ぶ子どもたちの姿にも日々環境により変化がみられ、そのなかでの子どもたちの成長の早さ、すばらしさに毎日学ぶことが多くあります。私たち教師も子どもたちに負けないように頭を働かせて体を動かしていかないといけないなと感じました。一方、赤コースのミニ発表会では、保護者の方もたくさん来られていて、子どもたちもはりきって演技をする姿がみられましたが1部の子は照れたり、動きが小さかったりしていました。そこで副園長は、子どもたちの気分を高めようと保護者の方に手拍子をお願いしたり、子どもたちに1つひとつの出番で声をかけたりして場が盛り上がるよう援助してくれていました。すると見に来られていた保護者の方もすぐにのってきて下さり盛り上げて下さいました。子どもたちも次第にリラックスして笑顔が出始めとても良い表情で演技することができました。発表会を見ることができなかった保護者の方からは「衣装を着て踊る姿を見ることができ、とても嬉しい。」という言葉も頂きました。このように発表会を園の保育の中で再現することで、子どもたちは、もう1度発表会での雰囲気と活気を思い出し、満足感を味わっていました。                                            11.JPG    31.JPG     41.JPG                     保護者の方にも喜んで頂いて、いよいよ3学期も終わりです。もうすぐ1年生になる年長児、そして進級する子どもたちが自覚を持てるよう1日1日を大切に、そして子どもたちの様々な姿を見落とさないようにしていきたいなと思います。