2017年1月27日 金曜日
1月にしては、吹く風こそ冷たいけれど、日の当るところは暖かく、子ども達も元気いっぱい遊んでいます。
日の当る所に包丁ままごとコーナーも引っ越しし、また冷たい月は湯たんぽならぬ手を温める温かいお湯を用意していると、手を温めながら「大根、切る」「人参も」と思い思いの野菜を取って、包丁で切り始めました。4月から包丁を扱ってきただけに、上手に星の形に切ったり、花の形に切ったりして、お皿に盛りつけ、まるで絵のようなすてきなお料理が出来あがっていました。またお部屋でも、粘土で「はい、おだんごができたよ」「お弁当ができた。公園に行ってきます。」と、お料理を作り、お弁当にして出掛けていました。
年長児達は、生活発表会に向けて、自分達で劇に必要な道具類を作って、徐々に準備を進めています。「山、できたね」「ここに絵の具がついているよ」「ここにも」と、雑巾を持って来て、拭き、片付けを自分達でしていました。又自分達の衣装も運動会で着たハッピをリフォームすべく、自分達で‘‘こうしたい”‘‘こうしょう”と考えながら作っていました。実は発表会までお楽しみなのですが、「どお?」と見せてくれました。どれも自分の役に合わせて作った力作ばかりでした。他の年長児のクラスでも、発表会で使う背景画を描いたり、作ったりしていました。年長児になると劇を創っていく中で様々なところに想像を広げ、身体・言葉・絵などで表現していくのだと思いました。
ホールでは、発表会に向けて練習しているのを他クラスの子ども達も見て、‘‘どんな風にしているのか”見合いこをしていました。楽しそうに踊っている異年齢児の姿につられて、その曲を口ずさむ姿も見られました。その中で次の出番の子ども達は、自分達の出番をわくわくしながら待っていました。自分の出番になると、沢山の友達が見ているので、ちょっぴり恥ずかしそうな表情になる子もいましたが、それまで見ていて頑張っていた友達に負けないよう踊ったり、歌ったりしていました。
年長児にとって最後の発表会は、全てを自分達の力で作り上げていく発表会です。後数日ですが、友達と一緒に伸び伸びと表現する楽しさ等、沢山の事を感じて欲しいと思います。