2016年12月11日 日曜日
幼児達は戸外に出ると砂場、うさぎ小屋、ビックボスなど自分のお気に入りの場所で遊び始めます。
RくんとHちゃんは砂場へ向かうとボウルやお皿、スプーンを持ってスマイルハウスへ移動しました。スマイルハウスへ近づいてみると「いらっしゃいませー」と元気な声が聞こえてきました。「何屋さんですか?」と聞いてみるとRくんは「カレー屋さん」Hちゃんは「アイスクリーム屋さん」と答え、スマイルハウスの周囲で遊んでいる友達にも「いらっしゃいませー」と声かけをし、作ったカレーやアイスクリームを配っていました。
その様子を見ていた他の幼児達もお店屋さんがしたいと砂場から必要な道具を持ってきては次々にお店屋さんが開店していきました。ラーメン屋さん、ドーナツ屋さん、パン屋さんなど自分達のなりたいお店屋さんになりきっていました。一人でカレー屋さんをしていたRくんは次の日、友達のIくんを誘い一緒にカレー屋さんを始めました。カレーを混ぜる役と食材を入れる役に分かれ、楽しくカレー作りをしていました。
最初は一人でしていたお店屋さんも友達と一緒にすることでより楽しくなったり、お客さん役の幼児や保育教諭がいることでどんどんごっこ遊びが充実していくのだなと思いました。また、ごっこ遊びを通して道具の使い方を覚えると共に幼児のイメージがどんどんふくらんでいくのだなと思いました。これからも幼児達のイメージを大切にしながら充実した遊びが出来るよう寄り添っていきたいと思います。