2016年9月7日 水曜日
台風が去った後、蒸し暑さが残り動くとすぐに汗が出てくるため子ども達も何度もお茶を飲んで水分補給し、また遊びに行く姿がみられました。 そんな時は砂場横の水道から出てくる冷たい水(地下水)が気持ちいいと知ってか、今朝は早く登園してきたんぽぽ組(満3歳児)が早速遊び始めました。今までお兄ちゃん、お姉ちゃんたちの遊びを見ていたたんぽぽ組さんは自分が用意した太い水道管と雨どいを繋いで汲んできた水を流していました。しかし、途中のつなぎ目からどんどん水がこぼれて途中で水が無くなってしまいました。
そこにやって来た年長さんが「こうしたらいいんよ!」と雨どいを順に下に下に重ねていきました。すると上から流した水は次の雨どいへまた次の雨どいへと流れていって最後の端まで流れるようになりました。大喜びしたたんぽぽ組さん、砂場が年長さんから年中、年少さんへ、さらにたんぽぽ組(満3歳児)ひよこ組にまでも遊びが継承されていく場所になっているなぁーとほほえましく思いました。年長さんがその場を離れるともうそこはたんぽぽ組さんの独占状態、思いっきり水を使って楽しめる場所になっていました。
運動会の活動も踊りが大好きな子ども達が集まって朝から曲をかけて踊っていましたが、今日は年中、年少組の踊りの隊形で円になる方法を園長先生が教えてくれました。年中りす組、ぱんだ組で踊っているときにとにかく自分がどこに円を作るか、どうすれば早くきれいな丸い形ができるかお互いのクラスが刺激し合えるよう競争意識を持たせながら楽しく作れるように指導してくれました。
園長先生のかけ声で手を大きく伸ばして間隔をとって丸を作ったことでりす組は自分のクラスの円からぱんだ組といっしょの一つの大きい円になる時、手を広げたまま後ろに下がってだ円形の丸になりました。ほんの少しの時間で円になる方法を応用してできたことに教師達も感激し、「すごいじゃない!!」と思わず拍手をしました。子ども達の吸収の早さはまさに生きる力、応用力だと思いました。そしてそれを見ていた年少さくら、すみれ組の子ども達もさっと集まって円を作り、しかも両方のクラスが入り混じってだれとでも手を繋いで円になることができました。運動会の活動のなかでこんな嬉しい出来事を毎日一つずつ見つけていくのが楽しみになってきました。
今日の年長の手話は運動会のテーマを習いました。「げんき!はつらつ!かがやくえがお!みんなでつくろう!なかまのわ!」子どもたちにも分かりやすい表現で楽しくしたいと思います。
今日の給食(青コース) 豚丼、野菜スティック、ニラもやしいため、ぶどうゼリーでした。いっぱい動いた後のおいしい食事、手つくり給食は大人気です。
本日の健康情報・・欠席も減り、夏の疲れも落ち着いたようです。残暑は厳しいので体力をつける意味でも朝ごはんはしっかり食べさせて下さい。