2010年1月25日 月曜日
先週末、副園長から魔法をかけられたクラスがあることを聞いた教師と子ども達は、今日は自分達が見てもらおうと登園後すぐに準備をして3階ホールに向かいました。年長の青コースの鍵盤ハーモニカは、なかなか息が合わず、音がずれたり速度が速くなったりして大丈夫だろうか?と思った矢先、副園長が足でリズムをとるようにしようと言って下さって、鍵盤ハーモニカを床に置き、全員が拍数を数えながらリズムを合わせていきました。そして、次に音階を言う練習に移り、みんなでド・ミ・ファ・ソーと大合唱!気持ちが高まったところで、再度鍵盤を使っての練習です。そして、もう一つ息継ぎの仕方とポイント教えて下さいました。みるみるうちに音がしっかり出始め、最初に比べると随分上手になってきましたが、まだまだ!!ピアノの音をよく聞いて合わせていくことが目標です。
年中のオペレッタ「にゃんきちいっかのだいぼうけん」は場面に変化がある楽しい内容のものですが、子ども達の動きが重なって、ごちゃごちゃに見えてしまっていたところ、またまた副園長の魔法がかかりました。戦うシーンのお互いのやりとりをその勝負に合わせて表現する方法を知らせてくれると、まぁー子ども達が瞬時に理解して戦い始めました。やっつけた方は喜び合うし、やっつけられた方は悔しがり、やられている方のにゃんきちの子ども達は応援をして場面を盛り上げていきます。このように1つ1つのシーンで構成を工夫していくことを学び、魔法をかけてもらった子ども達は迫力が増して、みんなの心が1つになり始めています。しかし、まだまだ課題は多く残っています。
ひまわり組とさくら組のオペレッタは、自分達の役をよく理解して、その動物になりきった表現をすることができるようになりました。その中でも、教師が考えている動物の表現方法は、実際子ども達がやってみると動きが小さかったのですが、副園長が教えてくれた動きは、子ども達が納得して楽しく表現するようになりました。どんどん気分は発表会に向けて高まってきています。本日持ち帰った案内状やみどころにも、今までの様子が記されていますので、ご覧になって下さい。
年少・年中・年長とそれぞれに生活発表会には、目標があります。その目標を達成する中には、子ども達が大きく成長する過程があります。その過程を大切にしながら、明日もそして明後日も意欲的に取り組んでいきたいと思います。