2010年1月15日 金曜日
「おはよう!」「今日は縄跳びをしよう。」「劇の練習をがんばるぞ!」と目標を持って登園してくる三葉っ子たち。
今日年長組はDVD収録に向けた練習を5クラスで行いました。思い出のアルバムの曲に合わせてクラスで歌ったり、言葉を言ったりする部分では、張り切りすぎて叫んでしまったり、言葉のスピードがばらばらになってしまったりしていました。すると副園長が子どもに近づき「小学校に行くの楽しみな人?」と言うと「ハーイ!」と全員が笑顔になり、それから「小学校はね、1年1組、1年2組ってなっていてね、そのクラスでひとつにならないといけないの。今、みんな発表会の練習したり、DVDの練習したりしてるよね。それはひとつになる練習で、ぞう組、らいおん組、きりん組、くま組、くじら組でひとつになれたら小学校に行っても大丈夫。」と話してくれました。子どもたちが、その後歌ったビリーブは気持ちをこめてしっかりと歌うことが出来ていました。そしてきりん組では昼食前、少し時間があると、劇の練習がしたいと自分たちで準備をし、劇の最後で歌う歌の振りをみんなで考える姿が見られました。昨日副園長と約束した劇の踊りを自分たちで作っていたのです。これから卒園までにクラスでひとつになるということを目標にして自分たちでいろいろな活動を協力し合って取り組んでいけるようしっかり援助していきたいと思いました。
また、DVD収録のとき一つの出来事がありました。実は副園長に教師が「10時に見てください。」とお願いしていたのですが、モタモタしてしまい、10時に練習を始められませんでした。そんな状態を見て副園長が「先生達は時間が分からないから自分たちで時間を見て集まれるようにしようよ。月曜日はどうする?先生たちと相談して自分たちで時間を守れるよう準備しよう。」と話しかけました。そして早速、「月曜日は11時30分にホールへ集まって練習する。」という約束が子どもたちと副園長の間で出来たのでした。もうすぐ1年生になる年長児達にみんなで心を合わせること、歩幅を合わせる心づかい、人と約束をしたら自分でそれを守ろうとすること、自分たちで何をしなければならないか気付いて動くようになって欲しいという副園長の願いに子どもたちは目を輝かせてうなづきました。今日も運動会の時の子どもたちのあのきらきら輝く瞳を見ることが出来ました。