2009年12月21日 月曜日
11月から干してある干し柿が、とっても良い色になっていて、縄につるしたままホールへ6連48個持って上がりました。終園式が始まり、副園長が「これはなにだった?」と聞くと子ども達が口々に「干し柿」と答えていました。その後も、前はシブかったなどと色々思い出しながら反応していました。「干し柿は、太陽のパワーをたくさんあびて、甘くなるんだよ。まずは、わたしがお味み」と副園長が小さく切った干し柿を口に入れようとするとそれを見ていた子ども達もつられて「あーん」と口を大きくあけました。まるで、小鳥が親鳥からのエサを待っている様でした。また、その後、「食べたい人」と聞くと、子ども達は、すごーい勢いで、「はーい、はーい。食べたい」と手を挙げました。ひよこ組のA君も今にも立ち上がりそうないきおいで、返事をしていました。食べたい先生ということで、原田先生が食べてみることになりました。それをA君は、「いいなぁ」と言いながら、原田先生の反応を見ていました。原田先生は、干し柿を口に入れると、両手で口を押さえて、子どもたちの前を行ったり来たり、満面の笑顔で、子ども達の肩をたたきながら「おいしい。あまい。」と、言って大喜び…。ひよこ組のA君は、やっぱり食べたくて、とうとう前に出て、副園長のところまで行ってしまいました。それを見て副園長が「食べたい?」と聞くと、「食べたい」と言って、口をいっぱいいっぱい広げて待っていました。そして、口に入った瞬間、何度もお辞儀をするように頭を動かしたあと床に倒れ込んで「ウマイ、ウマイ」と言いました。さらに、原田先生が「どうだった?」と聞くと、大きな声で「ウマイ」と言って、今日一番素敵な笑顔をみせました。教室に戻ってからもA君は大はしゃぎで、「おいしいけん。みんなも食べてみ」と叫んでいました。他の子ども達も口に入れた瞬間「甘い」と言って、両手で、ほっぺをおさえる子や「おかわり」と言って少ししかない干し柿を奪い合う子達の姿がみられました。
又、副園長が、「来年は何年かなぁ?今年はうし年で1番目は、ねずみ年2番は牛年、じゃ次は?」と聞くと、ちゅうりっぷ組のB君は「がぉ」と口を聞き手をつめだてて今にも、とびかかりそうなかっこうをしてトラを表現して見せました。
最後に2月の生活発表会の時に踊る踊りを年少・年中教師が体いっぱい動かして舞台全体を使って踊りました。年少の教師の踊りは「ロックン・オムレツ」。とてもリズミカルな踊りで、みんなが自然に踊り始めやがて、会場全体が舞台のようになりました。次に年中さんの踊りは、「夢で逢えたら」で年少児は、すわったままポカンと口をあけて見ていましたがひよこ組のNちゃんは音楽のリズムにあわせて手を打ちながら、「かわいいね」と言っていました。
来学期は、子ども達ともっと楽しく踊ろうと約束しました。