幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年12月15日 火曜日

今日はこあら組の「お楽しみ会」でした。副園長を先頭に教師達でいつもより早く出勤し、手作りで昼食の準備をしました。豆腐ハンバーグを作るという事で、玉ねぎのみじん切りを始めると、「うぅぅぅ。。。」涙がボロボロ。お泊り保育の時に、涙を流しながら玉ねぎを切っていた年長児を思い出しながら、来年4月から入園してくる、こあらさんに「おいしく食べてもらいたいな」と、かわいいこあらさんの1人1人の顔を思い浮かべながら切っていきました。

子どもたちが登園してきて、部屋へ行ってみると「いらっしゃいませー。100円です。安いよー」とY君の威勢のよい声が聞こえてきました。みると、大型積み木でお店を作り、作品展前に作っていた「お菓子屋さん」にお菓子を並べて、お店屋さんごっこが始まっていました。「プリン下さい」とお金を渡すと、ヨーグルトのカップの中に綿棒の先に丸く切った広告をくっつけたスプーンをさしてくれました。「ありがとう。おいしいー」と食べた振りをすると、「あんね、いい匂いがしよったけん、俺もお料理したくなったんよ」とY君が嬉しそうに言いました。何気なく言った一言に私は、驚きと喜びを感じました。子ども達が遊んでいる所まで、お料理のよい匂いがしてくる環境と、匂いをかいで「自分も作ってみよう」と思える子どもたちの発想。今日もまた子どもにとって五感に何かを感じながら生活できる環境の大切さを実感する1日となりました。

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お楽しみ会では「こあら組さんを楽しませてあげよう」と一生懸命練習してきた年長児たち。「今日は自分達の番だ。」といわんばかりに、堂々と元気よく、歌や合奏をする事ができました。始め、ひきつけられる様に見ていたこあら組さんも、次第に体を動かして、年長児と一体になって楽しむ姿が見られました。

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いよいよ会食です。アレルギーの子も、みんなが同じ物を食べれる喜びを感じ、お母さん方も一緒に味わって手作りの食事の素朴さを楽しんで下さっていました。作った人に感謝し、残さない事を約束して始まった食事会では、残飯がほとんどなく完食して下さいました。お土産のクッキーもアレルギーの子には、副園長が他の子と外観が変わらないクッキーを焼きました。材料は、きび粉、てんさい糖を使って型を作り、顔はココアパウダーで描きました。  こあら組でのお楽しみ会が終わると、兄弟のいるコアラさんが、お兄ちゃん、お姉ちゃんのいる部屋を訪れて「おいしかったー」と嬉しそうに報告をしに来てくれました。「こあらさん、どんな風に食べてくれるかな?」と思い浮かべて作った教師達にとって「おいしかった」と嬉しそうに飛び跳ねる様子は「よかったー」と嬉しくなる瞬間でした。

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明日は、在園児のお楽しみ会です。子どもたちの夢を壊さない様、教師で盛り上げてステキなお楽しみ会にしたいと思います。   お料理もお楽しみに☆

三葉幼稚園には、毎年よい子の三葉っ子達に本物のサンタさんがプレゼントを届けてくれています。今年は。。。ハテ・・・サテ・・・本物のサンタさんは三葉幼稚園に来てくれるでしょうか。