2016年7月5日 火曜日
昨日の猛暑は今日も続き、朝から強い日差しでした。しかし園庭の東側は大きな桜の木や藤棚があるので砂場で山や川を作っている年長さん達は「ここは涼しいね!」「先生ここは森だね。」と言って冷たい水と木陰の気持ちよさを感じていました。まるで天然のクーラーのようでそのことをよく知っている子ども達は自然とその場所に集まって遊び込んでいるのです。
日陰がないところにはテントにたてずやすだれを使って涼しさを感じる環境を園長が作ってくれました。そこは自然の風が通りぬけていました。今までとは違った雰囲気の中でゆったりと魚釣りや木工、しゃぼん玉を楽しんでいて、今まで以上にコーナーが賑わっていました。
年中組のK君は毎日魚釣りコーナーに来て遊んでいる一人です。日ごとに上手になっていきどこに糸の先をひっかけると上手く釣れるのか知っています。その魚の中に三角形の廃材が二つ並んでくっ付いているものがありました。実は貝にみたてて教師が作ったのですが、K君は釣り上げるとそれを手に取って「先生、おっぱいがつれたよー。」と嬉しそう!そのイメージの違いに皆で大笑いしました。どの魚を釣ろうか?またバケツいっぱいになってもまだ釣りたい!子ども達は色々な事を考えながら遊んでいるのだと思いました。
又、今朝は環境を作る時に2歳3歳の子ども達が遊びやすいようにと遊具を移動したり涼しく遊べるようにコーナーの位置も考えました。バスから降りた年長児は早速「あ!アヒルが動いとる。」「ここに木工がある!」とすぐに気づいて遊んでいました。その中で小さなお客さんたちも一緒に遊んでもらいたいとそっと入れてあげている年長児のYちゃんの姿がみられました。初めて会った子にも「やってみる?」と気軽に声をかけた年長のYちゃん、さすが三葉の年長さんだなぁと感心しました。
初めて来園された方々は子ども達の元気いっぱいの姿に驚きながらも笑顔で見学されていました。そして就園前保育の「こあら」組の子ども達はプール(水遊び)の中に入ると大喜びで暫くそこでパシャパシャと水をはねながら楽しんでいました。
今年度から認定こども園になり募集のしくみが少し変わりましたが、卒園生の保護者が年の離れた下のお子さんのために来られて「以前と変わらず活気が合っていいですね。」と言って下さいました。丁度お昼時ということで今日の手作り給食を試食していただくと玄米ご飯や野菜の煮物など普段小さいお子さんが食べない物をおいしそうに口にするのを喜ばれていました。
明日も説明会がありますので沢山のご来園をお待ちしております。
≪今日の手作り給食≫ 胚芽米・豚肉のからあげ・じゃがいもの煮物・野菜のマヨネーズ添え・バナナでした。大きめの野菜スティック大根、きゅうりをカリカリとおいしそうに食べておかわりをしていました。