2009年11月5日 木曜日
今日は、包丁ままごとのコーナーを覗いてみると、いつもとは違うメンバーの姿が見られ、女の子よりも男の子の方が真剣に料理をしていました。白菜を細かく切ったり、野菜をすってスープにしたりと、お皿を分けてきれいに盛りつけていました。ここ最近、野菜を切って器に入れるだけでなく、お皿の上がキャンバスになり、切った野菜をデザインして飾って楽しむ姿が見られます。年長児の作品を見て刺激になり、日に日にデザインもグレードアップしていました。機能は子ども達が一生懸命作ったままごとコーナーの素敵な作品写真、いつも野菜を下さるサニーマートさんに届けました。
そのように遊びの中でも、子ども達の個性豊かな作品もできていますが、作品展用の制作ではホールに飾る作品について副園長から教師と子ども達に向けて「ホールの展示物は仕上げましょう。」という放送でのアドバイスがありました。大変だ!!と焦った子ども達は、時間いっぱい壊れている所やつけたしたいところの修理や改善をする姿が見られました。一人二作品で一つは出来上がった子ども達でしたが、今日の朝どうしてもホールの作品をしたいと教師に伝えたS君。しかし昨日の約束で昨日完成させることになっていたので副園長にお願いすることにしました。自分の口から伝えると、「作ってもいいよ。」と言ってもらい早速直しにいきました。作品を見てみると昨日立てた柱が倒れていて、布テープでは弱いことに気付きクラフトテープに変えてみました。そして、看板に色を塗りたいということで部屋に持って帰って塗ることにしました。最初は試し塗りがしたいと白い紙に何色も塗り、どの色がきれいか試していましたが、虹のような色合いのきれいな看板になりました。子ども達は家に帰っても明日はこれをしよう・こんなことがしてみたいと考えているんだなと、今日は感心しました。
今日から、年中のぱんだ組・りす組・ぺんぎん組は部屋が作品展示で部屋が使えなくなってしまう為、年長さんと合同で生活が始まりました。環境が変わりいつもはやんちゃをしている子たちも驚くほど静かにしていました。ぱんだ組・きりん組の合同クラスでは、まず最初に合同での生活の仕方について子ども達で話し合いました。まずは、一つの部屋に二クラスが一緒に生活するということで約束事を3つ作りました。自分の所持品は決まった所に置くこと。 部屋の中で走りまわったりふざけたりしないこと。 昼食後は、走り回ったりせず、テラスや部屋で静かに過ごす事。この3つ約束をし、共同生活がスタートしました。年長児達は、とても気にかけてくれ優しく接してくれ、絵の具のコーナーではアドバイザーになりヒントを与えてくれたり、時にはそーっと見守ってくれたりという姿も見られました。これから作品展までの間、楽しく助け合いながら生活していく姿を見守りたいと思います。
ひつじ組・らいおん組はミキスタディパルズとの交流がありました。前回と比べ子ども達から積極的に遊びに誘ったり、話掛けたりする姿が見られるようになりました。クラスでの活動も、全員が大きな声で教師が言ったことを真似したり、一緒に体を動かしたりお互いに意識しあい、活気のある生活になっています。昼食でも自分から名前を聞くなどどのテーブルでも楽しく会話をする姿が見られ、子ども達の成長が感じられます。園外の友だちとの交流を通して成長し、子ども達が変わっていく姿を見ることができた一日でした。