2009年10月21日 水曜日
秋晴れのさわやかな風を感じながら元気な三葉っ子は、今日も色々な遊びを楽しんでいました。
昨日、休んでいた、ぞう組のHちゃんは、わら遊びに興味を示し、「うわぁーすごい、これしたい」と嬉しそうにやってきました。早速、挑戦し始めたHちゃんですがなかなか思うように縄がなえず何度もやり直していました。それを見た、昨日、経験している幼児が「ここを親指ではさんでするんよ」と教える姿が見られました。遊びの中で教え合う姿・・・本当に学びの広場だと思いませんか?私は、遊びのなかの学びを実感しそのすごさに感動しました。今度は、Hちゃんが「このわら、したいなー」とつぶやいたSちゃんに「あのね、このわらを水にくぐらして金槌で叩いて柔らかくしたら教えてあげるよ」と言いました。Sちゃんがわらの準備をし終るととても丁寧に「足でこうやってはさんで、手でちょろちょろさせるんよ」と教える姿がみられました。つぶやきに耳を傾けると学びのドアが開き遊びの幅が広がります。
昼食前に年少児は、会議室で「サンゴ礁にアザラシが泳ぐ」をプロジェクターで視聴したり、年中児は、DVDやテレビ、パソコンの内容を自分達で選んで見たり、年長児は、各クラスでパソコンで遊んだり、テレビを視聴したりしました。様々なメディアが本園にはあります。戸外で体をおもいっきり動かして遊びを楽しんでいる三葉っ子達は、落ち葉のヒラヒラと落ちている音を聞いたり、空気や風の匂いをかいだり、汗をかいたり、時には、友達とけんかをしたりと五感を働かせて様々な経験をしています。テレビは、匂いもないし感触もありませんが実体験があると自分がもっている体験をそこで重ね合わせてイメージで感じとることが出来るのです。子ども達は自分の周りの情報を張り巡らしてあらゆる出来事や変化に気付き頭や心のタンスにしまい込み貯えていきます。私達も副園長から日々の保育の中で様々な事を教えて頂き学んだことを忘れずに子ども達の為に生かしていきたいと思います。