2009年10月14日 水曜日
運動会が終わり、今まで以上にクラス意識が高まり、同じ色の帽子のかたまりで遊ぶ姿が多く見られるようになりました。きりん組でも何人もの子ども達が挑戦している事があります。それは鉄棒の『逆上がり』です。きっかけはHちゃんの「私、お姉ちゃんに逆上がり教えてもらいよんよ。」という言葉でした。そんなHちゃんは何度も何度も鉄棒で逆上がりを練習していました。そこで、少し補助をしてあげるとなんと、くるりと逆上がりが出来てしまいました。それをみた周りの子ども達からは自然と拍手がわきあがりました。そして「私もやってみたい。Hちゃん教えて!」とみんなの練習が始まりました。「おへそと鉄棒くっつけるんよ。手をしっかり曲げて!」と友達同士で教えあう姿が見られています。まだまだ補助がないと出来ないですが少しずつ上手になっている子ども達を見るとやりたい、出来るようになりたいと思う気持ちの大切さを実感しました。つりかんが1つしか出来なかった年少児Mちゃんは毎日練習し、今日初めて最後まで行くことが出来ました。出来たことを担任と抱き合って喜んでいた姿を見ると、好きなこと、頑張っている事を見逃さず、一緒に喜んだり、励ましたり、楽しんだりしていきたいと思いました。
また、子ども達は運動会で踊った曲が園庭に流れるとそれぞれの遊びのコーナーから飛び出してきて一緒に踊り始めます。『おれたちブラチャー』『ぼくのおひさまパワー』『野球拳』『地球にエコしょ』とどの踊りも、いろいろ学年が混ざり合って踊ってました。『おれたちブラッチャー』がかかると「一緒に踊ろう!教えてあげる。』と自信たっぷりの年少児が年長児を誘う姿も見られました。このような生活の中で子ども達は刺激を受けながら成長し合っていくのです。私たちはそのような姿を大切に見守ったり環境を心をこめて作ったり時には適切な援助や指導が出来るようともに成長していきたいと思います。