2009年10月13日 火曜日
三連休も終わり、園庭には新しいコーナーで賑わっていました。絵の具のコーナーにはブラッシングがその隣りにはローラーのコーナーができました。教師が準備していると興味津々の子ども達が次々に集まって来て「私もしたい」と言って楽しんでいました。女の子達は自分で落ち葉を集めて来て置く場所を考えながらデザインしていきました。年長児のTくんは絵を描いた後に、青色でブラッシングをして空にしました。運動会の絵を描いたSちゃんは、トラックを茶色でブラッシングをして砂を表現したりとその技法の特徴を生かした作品ができていました。ローラーのコーナーは私自身初めてで、葉っぱや形に切った紙をつけて転がしていくと模様ができていく様子にワーっと思わず歓声をあげてしまいました。その声を聞いたのかたくさんの子ども達が集まってきました。落ち葉を拾って来る子、好きな形にちぎってローラーをする子など入れ替わり立ち替わり子ども達が楽しんでいました。絵の具で描いた絵にブラッシング、ローラーも組み合わせて教師がびっくりするほど素敵な作品がたくさんできていました。また、木工のコーナーも、待ってましたとばかりに子ども達が集まっていました。一方運動会の余韻もまだまだ続いています。リレーでは、異年齢の友達と手をつないで長い列になって順番を待つ姿がみられ、年少児、年中児、年長児が楽しんでいました。どの子も自分が好きな遊びを見つけて体を使って、頭を使って思い思いに楽しんでいました。
片付けが終わった後、年中5クラスはチューリップの球根を植えに行きました。土を植木鉢に入れるので、駐車場へ行くことをクラスの代表の子が副園長に報告に行くと、植え方や注意することを話してもらいました。そして、みんなの所へ戻るとりす組のMちゃんは堂々と教えてもらったことを全員の前で説明することができて驚きました。土は鉢の上まで入れること、球根はとんがっている方が上であること、球根がもう一つ埋まるくらい土をかぶせることなどを話すことができました。その時に副園長にも補足で、なぜとんがっている方が上かを教えてもらいました。チューリップはお日様どこかなーと上に伸びていくこと、チューリップのおしりから根っこが伸びて土の栄養をもらうことや、みんなも足が土について裸足になると土からパワーをもらうことなどを子ども達は興味深く聞いていました。副園長の「芽がぐんぐん出て葉っぱができて春になるとチューリップの花が咲く」という説明に合わせて、Mちゃんは両手のひらを合わせて芽の形を作り、下からぐんぐん伸びていく様子を横で見事に表現していき、ここでもまた驚かされました。そしていよいよ土を入れる時、球根を入れる時など友達の鉢を見て「まっすぐ植えんと斜めに芽が出るんやない?」と直したり、「土もっとかぶせんといけんよね?」などと言い合ったりしている姿がありました。植え終わると鉢をとても大事そうに花壇に並べ、思い思いの入れ物で水をあげていました。楽しい戸外活動のあとは、園庭でお弁当を食べました。帰りのバスでひよこ組のYちゃんは「今日のピックニック楽しかったね」と話していました。戸外で食べたお弁当はとても楽しかったようです。