2009年9月16日 水曜日
「うわー!すごーい!」「手がいっぱいある!」と登園してきた子どもたちが笑顔になりながらある1ヶ所に集まってきました。それは以前ブログでも紹介した三葉幼稚園全員の手形で作ったアーチでした。自分たちの手形だと気づいた子どもたちは「みんなで手をつないでるみたい。」と言ったり「私の手形どこかな?」と探したりする姿も見られました。そんな中きりん組のSちゃんも少し遠くからアーチを見ていました。副園長が「Sちゃん!Sちゃんの手形どこにあるか知ってるよ!先生たちで貼ってたときに名前見つけたよ。」とSちゃんの手をとりアーチの手形にぺタ!っと合わせました。Sちゃんはニコニコとても嬉しそうな表情になり、それからもアーチを何度も見に行ったり、友達に「私の手形あったよ!」と教えたりしていました。また、今日はアーチをテントにくっつけて置いていたのでアーチの裏側が見えにくくなっていました。手形を押してアーチを一緒に作ったことで裏もあることを知っている子どもたちはテントとアーチの隙間から裏を見上げている姿が見られました。今日副園長が「みんなの手が応援しているよ!」と話すと、みんなの姿勢がピン!となっていました。みんなの手で作った太陽にパワーをもらいながらこれからの運動会の練習を期待を持ってしていきたいと思います。
そんな運動会の練習で子どもたちの楽しい動きを見つけました。年中児の踊り『おひさまパワー』の中で丸を作るところがあるのですがどうしてもきれいにできませんでした。副園長が「お池に穴があくと水がこぼれてしまうよ。」と声をかけると『まずい!水がこぼれてしまう。』と気づいた数人の子どもたちがその穴を埋めようと自ら走ってその穴をふさぎに行ったのです。しかしそこはまだまだ年中児。自分が動いてしまうと自分のいた位置に新たな穴が開いてしまうことには気づかずそれを繰り返していきました。丸がつながっていないので自分がそこに入ろうととっさに動ける子どもに感心するやら、かわいいやら、そんな場面にとっさに行動できない教師はちょっぴり反省するやら、今日も学んだ一日でした。