2016年6月12日 日曜日
4月からの新入園児も園生活に少しずつ慣れ、興味をもった遊びや玩具に自分から手を伸ばして遊ぶ姿が見られるようになりました。朝早い時間は1・2歳児合同で保育し、ほとんどの幼児が登園したところで2歳児は2歳児の保育室へ移動します。1歳児のAくんはそのことを知っていて扉が開くと、2歳児の列に混じっていつの間にか一緒に移動してきます。そして2歳児の部屋に入ると、クレパスが置いてあるテーブルの前に座り保育教諭の顔を覗き込んで紙が欲しいことをアピールします。紙をもらうと満足そうな表情で、色々な色のクレパスを持ち換えては力強く線を描いていました。 紙いっぱいに線を描くと、両手で紙を持ちにっこりと笑って見せに来てくれました。一緒についてきた1歳児のBちゃんとCくんも他の遊びをしていましたが手を止め、テーブルの周りに寄ってきました。クレパスを持ち紙が早く欲しいなと待ち構えてる姿はほほ笑ましく思いました。
紙いっぱいに点を描いたり、クレパスを動かして描いたりしてひとしきり線描きを楽しんでいました。また1歳児のDちゃんは丸が上手に描けるようになり、赤いクレヨンを持ち真剣な表情をして丸を描き、保育教諭に一つ一つ指差して見せてくれました。「上手に描けたね!」と褒めてもらい少し照れくさそうな表情をしていましたが、保育教諭が何を描いたのかを聞くと「ドキンちゃん!」と答えました。丸の形も少しずつ変わり、描き始めと描き終わりの部分がつながっていることに驚きました。Eちゃんも始めはなぐり描きを楽しんでいましたが、Dちゃんが丸を描いていたのを見ていたのでゆっくりとクレパスを動かし、真似て丸の形を描けるようになっていました。 幼児同士が刺激を受けながら自由な発想で日々表現することを楽しんでいます。