2015年6月12日 金曜日
子ども達は「今日はじめじめするね。」「すぐに汗かくね。」と気候の変化に気づいていました。午前中はとても湿度が高く暑い一日となりました。「先生きてきて!水が
…水が…」という声に行ってみると、大きな水たまりができていました。」そして、「お風呂みたいに熱いんよ。」と言われ入ってみると、思っていた以上に温かく本当にお風呂の温度になっていました。子ども達はそこで「天然温泉や!」とどろどろになりながら遊んでいました。
戸外ではどろんこになって遊んだり、ひしゃくホッケーをしたりするなか、「トントントン」と木工をする心地いい音が響いていました。朝一番に登園していた年長児A君は「クワガタを作りたい。」と言って木材を選んで作っていました。足の数やはねの形がわからなくなると、なにげなく貼っていてクワガタのポスターを見に行き、確かめて必要な木材を探しに行っていました。クワガタを作っていて、ふと階段下に貼ってあるポスターの事を思い出して確かめに行ったA君の姿に感心しました。
年少さんやひよこさんも木工コーナーに興味を持ち、たくさんの子が金づちと木を持ち打っていました。年中、年長さんのする姿を見て真似をする年少さん。教師が教える前に打ち方を知っていて、中には失敗した釘を自分で抜こうとするひよこ組さんまでいました。怪我がないように見守りながら、子ども達の気づきを大切にしていきたいと思います。
また、数日前から子どもの人気スポットが復活しました。砂場横の青い家が壊れてしまっていたのです。それが元通り…いやそれ以上にバージョンアップして戻ってきたのです。子ども達が2,3人は入れる家はなぜか落ち着くようで、いつも誰かが遊んでいます。そして、どこで知ったか「5号車の運転手さんが作ってくれたんやろ。ありがとうを言わんといかん。」と話していました。
今回だけの事ではなくいろいろな人の心をもらっている子ども達。感謝をする心が育つように教師も様々な心遣いを持って保育していきたいと思います。