2016年5月21日 土曜日
今日は子ども達が待ちに待ったミニ運動会。とても良い天気で日差しが暑い一日でした。どちらのコースも集合が早く、5分早く開始することができました。今年は認定子ども園三葉幼稚園として第一回目のミニ運動会で、1歳から5歳までの園児が一緒になって行う初めての行事でした。教師の掛け声から始まったエビカニクスの踊りは、ひよこ組の子ども達も大好きで、どのクラスの子ども達も元気いっぱい踊れていたように思います。続いてみんなで歌ったこいのぼりの歌では、年少児や満三歳のたんぽぽ組の子ども達もお兄さん・お姉さんの姿を見て「3拍子」のリズムをとりながら歌う姿がみられました。
年少児の「ここまでおいで」では保護者に向かって駆けてくる子どもの笑顔はとても可愛くて、この子達の笑顔をずっと大切に覚えておいて、時々思い出して欲しいなと思います。
年中児の「くっつきむしくっつけ」では、忙しくてかまってもらえない子ども達もしっかりと保護者にしがみついて少しの時間でも自分から保護者にスキンシップをとっていくゲームになっています。過保護になりすぎたK君のお父さんは「やり直し」と注意を受けてもう一度!!2回目は子どもを信じて手を離し、K君もしっかりとくっつきむしできていました。又、踊りでは参観日の時に練習していた曲を変更して親子がもっと楽しめる曲にしたのですが、子どもと保護者の掛け合いの踊りがとても可愛かったです。キューピーちゃんのポーズの時は、保護者の方もかがんで子どもに目線を合わせてキラキラしてくださっている姿がとてもほのぼのとして嬉しく思いました。
年長児のリトミックは「今日は絶対100点とる!」「年中さんには負けてられない!」と張り切っていて、今までで1番かっこ良くできていました。たくさんの拍手をもらい、たくさん褒めてもらった子ども達は大喜び♪ な・の・に!!!年長児がかけっこの準備をしている間に突然「年中さんもリトミックしてみる?」と園長の声が…「なんで?なんで?」「私たち上手やったのに!」と年長児たちは大騒ぎ!一方「僕たちもできるよ♪」と嬉しそうな年中児達。今まで年長児のリトミックの姿を毎日のように見ていた年中児達は生き生きとした表情でしっかりと放送を聞いてリトミックをすることができていました。斜めにクロスする所は本当に上手で線もないのに間隔をとって並ぶことのできる4歳児の姿に感動しました。
最後のかけっこでは25mの長さを今年も教師と子ども達が真剣に勝負しました。子ども達と同じラインから教師もスタートするというのはズルイということで、今日は子ども達の後ろから少しハンデをつけてスタートしました。すると、クラスの中で2・3名は教師よりも先にゴールする子がいて、1番をとった子を周りの子ども達が「すごいな!先生に勝った!」と褒めていました。後援会の副会長の松岡さんの呼びかけに集まって下さった、たくさんの卒園児・保護者のみなさんも真剣勝負をして盛り上げてくださり、とても楽しいミニ運動会になりました。ありがとうございました。
今日1日、保護者の皆さまと真剣に向き合って競技や踊りをした子ども達の笑顔はとてもすてきでした。仕事に家事に忙しい毎日の中でも、今日のように少しの時間でも子どもと向き合ってスキンシップをとって子ども達の心が温かくなるような時間を作っていただければと思います。これからも子ども達の成長を後押しできる教師になりたいと思います。ご協力をお願いします。本日はありがとうございました。