幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年8月7日 金曜日

 8月6日(木)7日(金)に第24回全日本私立幼稚園連合会四国地区教育研究大会が松山で行われました。そこで古森副園長が40年永年勤続で表彰を受けました。そして、永年勤続者の代表として副園長が謝辞を述べました。謝辞の内容に心打たれた、私達は、感動するばかりでした。ここで謝辞の内容を紹介します。

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 永年勤続の受賞者を代表いたしまして一言お礼の言葉を述べさせて頂きます。本日は、このような晴れの場所で永年勤続の賞を頂だいしましたことに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。思い返しますと今から40数年前、私は、東京の私立幼稚園に1年目は、助手という立場で採用されました。その1年間は、そうじ、洗濯、炊事、あいさつの仕方、電話の応対、言葉使い、そして、絵本や紙芝居の修理の仕方等、教師の基本をみっちり教わりました。この1年間に教わったことは、私の今までの人生の宝物になって今も生きています。そして、子育てをしながらの教員生活は、幾度となく試練がありました。子育て真っ最中に仕事をやめたいと思った時、幼い娘が言いました。「お母さん、やめないで、子ども達に大好きと言われる先生になって」そして、大学生になった娘は「私の母はとてもかっこいい」と友達に胸を張って言ってくれました。また、教員生活では、人と話すことが苦手で社交的でない私は、何度も挫折しそうになりました。その度に園長先生はじめ先生方、保護者、園児達から励まされたり、諭されたり、一緒に考えたりして下さったお陰で乗り越えることができました。そして、今もこの信じる道を歩み続けられる自分をとても幸せだと思います。学生時代に歌った幼稚園賛歌は、メロディーが綺麗で大好きでした。そして、教員になって歌った幼稚園賛歌、そんな気持ちで子ども達をみたいと思って歌いました。そして、今、この歌は、私の心の歌になりました。これからの私には、まだ2つの課題が残っています。1つはまだ、学びたりないことを子ども達から学ぶこと、そして、もう1つは、私を導き育てて下さった私立幼稚園に恩返しをすることです。今後の私立幼稚園の発展を心より願っています。

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  会に参加されていた加戸知事も祝辞の中で労をねぎらって下さいました。私達、職員一同も心よりお祝い申し上げます。