2015年11月25日 水曜日
園庭の木々も、ほとんど葉っぱが落ち、登園してきた子ども達も「寒いねー」「手が冷たい」などと話している姿も見られ、すぐそこまで冬がやってきているんだなと感じる一日となりました。
そんな中、今日は焼き芋をしました。焼き芋をすることを聞いた子ども達は、嬉しそうに園庭に出てくると、塩水につけた芋を、濡れた新聞紙で包んだ上をアルミホイルで隙間がないようにくるみました。焼き芋の経験のある年中・年長児は慣れた手つきでクルクルと隙間なく包むことが出来ていて、さすがだなと感じました。その姿を横でじっと見ていた年少児も、大きなお芋をせっせと包んでいて、中には「おじいちゃんの家でやったことあるよ」と得意気な表情を見せる子もいました。年中のHくんは、焼くときに隙間があると芋が焦げてしまうことを知り、年少児が包んだお芋をひとつひとつ見て隙間がないかチェックして、隙間を見つけるとその子に包み方を教えていて驚きました。
焼き芋をしているフェンスの前では、子ども達が集まり「あったかいね」と手を伸ばして暖をとったり、燃え上がる炎の様子を見つめたりしていました。副園長に「お芋を入れたい人はまわっておいで」と声をかけてもらった年中児は、恐る恐る穴に近づき銀紙でくるんだお芋を火の中に入れました。そして「まだかな?」と焼きあがるまでフェンスから離れずに見ていました。
お芋が焼きあがると子ども達は大喜びで、黄色くほくほくの焼き芋を「おいしいね!あったかいね!」と言っておいしそうに食べていました。日の加減や焼き時間の他にも、新聞紙やアルミホイルを隙間なく包むことも、おいしい焼き芋を作るためには大切なことです。焼き芋づくりという活動の中に、教師にとっても子どもにとっても学びはたくさんあるのだと感じました。
さくらぐみでは降園前に踊りを踊っています。「エビカニクス」や「おまつりドッキュン」など1学期に踊った踊りも子ども達は覚えていて「今日は〇〇がいい!」とリクエストすることが子ども達の日課になりました。曲がかかるとキャーキャーと大喜びで踊る子ども達の顔は、キラキラと輝いていて、とても素敵でした。これからも色々な踊りを楽しんでいきたいと思いました。