2015年10月23日 金曜日
昨日、赤コースとひよこ組さん達が遠足に行くのを「いいなぁー」とうらやましそうに見送っていた青コースの子ども達でしたが、今日は自分達が行く番だと張り切って登園してきました。昨日動物の鳴き声が聞ける大型絵本を見ながら「なんの動物の声だろう?」と当てっこ遊びをしていた時も「ワニがみたいんよ。」「ぺんぎんもいるよね。」「ゾウやライオン見た事あるよ!」と話し本当に楽しみにしていました。
そして今朝「おはよう!」とウキウキした声で挨拶しながらひまわり組の部屋に入って来た子ども達はいきなり「ほら、おやつもってきたよ!」とカバンから1つづつ取り出して嬉しそうに教師に見せた後も友達と見せっこしていました。思わず「動物園に行くまでになくなったら大変だからカバンから出さないでね。」と戻すように声をかけてしまう一幕もありました。
バスに乗り込むときも、行きのバスの中でもずーっとにぎやかに話が続き「どうぶつえんまだつかんのかなぁ?」と言っているとひまわり組の子に一緒に乗っていた年長さんが見覚えのある場所を指さして「あれが見えたけんもうすぐよ!」と教えてくれました。ゲートをくぐりバスが駐車場に入って行った瞬間「うわ?車がいっぱい!大型バスもならんどるよ!」と年長さん。本当に今日は来園者が多く保育所から幼稚園、小学校、中学校、高校まで県内各地から大勢の人が来ていました。先日、三葉の運動会に参加したミキスタディーのお友達や先生にも出会い手を振って挨拶する姿も見られました。
沢山の来園者の中でとにかく空いているところを見つけてぶつからないように動物を観たり、写真を撮ったりしながら歩いて行き最初の目的地アニマルステージまでたどり着きました。丁度カバが水から顔を出し大きなあくびをしている所に出くわして、その口と歯の大きさに驚き「なんだかだべられそう!!」と怖くなった年少児もいました。その反対側のサバンナにいるキリンや遠くにいる悠々と鼻を揺らしながら歩いているゾウを指さして嬉しそうに声を上げていました。
お待ちかねのお弁当おやつの時間にはどの子もうれしそうにふたを開けて見せてくれました。お家の人が早起きして一生懸命に作ってくださったお弁当を美味しそうに食べる子ども達の顔は笑顔でいっぱいでした。楽しみにしていたおやつもどれから食べようかとワクワクしながら食べていました。今日だけはお弁当が多い子はおやつを食べるので残してもいいことになっているのでした。
美味しいお弁当とおやつを食べた後出発準備をしていると一足先に副園長が象の所に歩いていきました。それに気づいた年長数人が後を追うと子象の[とあ]ちゃんが飼育員さんと歩いていましたそして子ども達の近くにくると飼育員さんの声や動きに合わせて座ったり寝転がったりしていました。一つ一つの動きに子ども達も「すげー!かしこーい」「言葉が分かるんかなぁー?」と言いながら拍手していました。中には「私の弟より言う事聞いている。」と笑いながら話していました。
最後にはなんと右後ろ足を上げてくれ、子ども達が「足あげポーズやあ!」と自分達もポーズをとる姿もみられました。どうやら飼育員さんが調教して芸を教えていたようでその後園児が沢山集まったところで皆の前に来て前の右足あげ、左足あげ、後ろの右足あげ、左足あげゾウさん座りぞうさんゴロゴロをして見せてくれ、子ども達は沢山の拍手を送りました。とてもいいところが見られたとみんな大喜びでした。そして遠足から戻るとすぐに他のクラスや教師達に「ゾウさんが足あげポーズをしてたんよ!」と口々に話していました。
コース別で行った遠足、それぞれ楽しい思い出ができました。