幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年7月31日 金曜日

 ぴよぴよの部屋には、たくさんのぬいぐるみがあります。そのなかでもウシさんやブタさんのぬいぐるみは幼児たちに人気があります。幼児たちは毎日抱っこしたり保育士を真似てトントンと寝かせるまねをしたりして遊んでいる姿が見られます。

    
 この日も2歳児のAちゃんは所持品の片づけを終えると机の上にぬいぐるみを並べ始めました。並べ終えるとタオルをかけてトントンと寝かせていました。
 一方で1歳児のBちゃんもぬいぐるみをトントンして寝かせていました。同じぬいぐるみですが、2歳児のAちゃんと1歳児のBちゃんは、タオルのかけ方が違っていました。2歳児のAちゃんはぬいぐるみの顔を出して体にタオルをかけてあげてトントンしていました。1歳児のBちゃんはぬいぐるみ全体にタオルをかけてトントンしていました。また同じようにトントンしていた2歳児のCちゃんはタオルを半分にたたんで、ぬいぐるみの下に敷いて寝かせていました。又、他の子は、おんぶや抱っこもして遊んでいました。

    

 2歳児のDちゃんはぬいぐるみを背中にのせて、人形の手をにぎり「おんぶ?!」と言ってあやしていました。Dちゃんの姿を見た1歳児のEくんは真似したいようで、近くにあったぬいぐるみを持って来ました。保育士にぬいぐるみを背中にのせてもらうと、Dちゃんの側へ寄って行って、おんぶしているぬいぐるみを見せ合うように寄り添いました。

    

 ぬいぐるみの数には限りがありますが、幼児同士で「どーぞ」と貸し借りしている姿や、ぬいぐるみの前で絵本を読み聞かせをしている幼児の姿も見られます。
 人の真似をしながら様々なことを覚えていく乳幼児期ですが、同じタオルやぬいぐるみでも、幼児によって異なった遊び方が見られ、新しい発見ができました。またこの時期の乳幼児でも、友だちの真似から始まり、自分なりに遊びを変化させていくことが分かり、幼児同士の関わりの大切さを感じました。