幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年6月30日 火曜日

今日は教師の反省がありました。園庭の年少組前に置いていたプランターの花に水をあげことに気が付かず、しおれてしまっていたのです。早くに来ていた年長児に副園長は、ハサミを持ってくるように伝え、戻ってきた年長児に話をしてくれました。「茶色い枯れた花の下にきれいに咲いている花があるでしょ?栄養を枯れた花や草にとられながらも一生懸命生きてるの。茶色い花を切ってあげようね。」と話しかけると、「うん!元気になるかな?」と年長児が答えました。そして任務を与えられた子どもたち!「水やりも草抜きも手入れも年長さんならできるよね!自分たちでするんだよ!」と励まされ、枯れた花の根元の方から切ることを教えてもらうと、「ちょきちょき髪切るとこやさん♪」と歌いながら切っていきました。そして、その枯れたなでしこの花の種を見つけたT君は大事そうに指の先でつまんでいました。「何?何?」と続々と子どもたちが集まってきました。H君は、切ったものの中から種を探して、トマトやパンジーのプランターのすみにうめました。H君とK君も、まちがって切ってしまった、まだ元気な花をプランターに植えることにしました。収穫するのも大切だけど、その前の育てる段階をもっともっと大切にしていかなければと思いました。

そして、この話を副園長が全園児にも話してくれました。「みんなはお父さんお母さんからご飯をもらって、おなかいっぱい食べれるよね。お花は外に咲いていたら自分でご飯をとることができるけど、プランターのお部屋に閉じ込められていたら、お水をもらわないと栄養をもらえないんだよ。みんなものどが乾いたらお水を飲みたいよね。暑くなったら、プールに入りたいよね。」と話してくれました。そして、今日は気温が低くてプールはお休みの予定だったのですが、いっぱい踊って体も温まったのでみんなで少しだけ入ることになり、大喜びでした。

先日、きりん組のN君が素敵な物を持ってきてくれました。なんと、150cmもあるヘビのぬけがらです。副園長が「ヘビさんがおようふくが小さくなったのでぬぎました。ぬいだようふくです。」と表示をすると、次々と子どもたちが集まり、「えー!」と驚いていました。それもそのはずです。このヘビのぬけがらは長さだけでも驚きなのですが、どこも破れておらず開いた口や目玉の形までとてもきれいに残っていたのです。副園長が「きっと口からお洋服を脱いで出てきたんだね。」と教えてくれてさらにびっくり!「博物館でこんなの見たことあるよ!」と話す子や「N君にどこで見つけたか聞いてくる!」と聞きに行く子もいて、楽しい時間になりました。

ぞう組は、宮前小学校との交流に参加しました。子どもたちは、朝からワクワク楽しみにしていたようで、「今日行くんよね!」「早く行きたいな!」と、とっても楽しみにしていました。出発前に副園長に話をしてもらいました。それは「小学校の先生の話を聞いて、自分たちで考えて動く。並ぶ。質問など聞かれた時に”ウン”って首を振っただけではわからないよね。」などとたくさんの話をしてもらい、張り切って出発しました。お陰で子どもたちは、意識を持って参加することができていました。最初のダンシング玉入れでは、曲が流れると踊りをするというゲームで、「ようかい体操第1」「ゲラゲラポーのうた」「あったかいんだから」の3曲が途中でかかり、ノリノリで踊りゲームを楽しめました。また、負けん気の強い子どもたちは、自分たちで考え、どうやったら早く入れ替われるかなどと考えて参加することができ、驚きました。最後はみんなでじゃんけん列車をしました。違う幼稚園や保育園の友達や1年生とじゃんけんするルールの説明に、三つ葉同士にならないように自分たちで相手を探して楽しむことができました。子どもたちは「玉入れが楽しかった!」「じゃんけん列車で2回勝ったのが嬉しかった!」などと満足そうに自分の言葉で副園長に報告することができました。

地震から火災の避難訓練がありました。2回目の避難訓練で、今日は初めて園庭に逃げました。先に戸外に出ていたらいおん組の子どもたちが、ひまわり組の子の手を引いて避難させてくれました。それを見た他の年長児も年少児を見つけて、手を繋いでくれました。そんな心温まる嬉しい場面を見ることができました。年長児が手を繋いでくれたことで、泣きそうになっていた子も安心することができ、「やっぱり年長さんってすごいな!」と思いました。初めての避難訓練でしたが、放送や教師の支持をしっかり聞き、防災頭巾をかぶって、すばやく逃げることができました。どんな時でも即座に対応できるよう、教師もしっかりと再確認することができました。