2015年6月3日 水曜日
今日は朝から大雨が降り、園庭で遊ぶ子どもたちの姿はないものの、保育室からは雨の音に負けないくらい三葉っ子の声が響いていました。
バスが到着すると、次々と園児が登園してくるなか、ちゅうりっぷ組とすみれ組の子どもたちが教師用の靴箱のところで座ってなにかを見ているのをみつけました。
「なにしてるの?」と聞いてみると、Yちゃんは「ダンゴムシがね、さっきあそこにいたんだよ!」と教えてくれました。しかし、私が見た時にはダンゴムシの姿はなく、「あれ?いないよ?」と言うと、「あのね、向こう側に行ってしまったんよ!」と言って、ぐるっと回ってひよこ組の靴箱側に移動しました。すると、本当にダンゴムシが歩いていました。その場にいた子どもたちが「みーつけたっ!」と言ったので、Yちゃんは「かくれんぼしているみたいだね!」とわくわくしながら観察を続けていました。
最近、年少の靴箱やテラスでダンゴムシが散歩をしているのをみかけると、「またかくれんぼしようね」と話しかけている年少児の姿がとても可愛らしく感じました。
今日は、雨が降っていたので、ひまわり組の教室の前に絵の具コーナーを出してみました。すると、自分たちの教室でせいさくクレヨンをつかって描いた絵を次々に持ってきて、色ぬりを始めました。赤や青、水色など、たくさんの色を使って思い思いの作品を完成させていきました。
また、ちゅうりっぷ組の教室では、今日はいっぱい制作してほしいと思い、廃材を多く用意したり、大きいブロックを出したりして環境づくりをしました。すると、早速登園してきてみつけた子どもたちは、好きなものをテープでくっつけたり、はさみで切ったりして作り始めました。
毎日廃材遊びをしているRくんは、「太鼓を作ったよ!」といって今日はその太鼓を友だちと叩いて遊んでいました。
一方、大きいブロックのところでは、ブロックをきれいに一列に並べていたので「電車みたいだね!」と言うと、ちゅうりっぷ組の子どもたちが次々にブロックにまたがりました。そしてIくんが「出発しまーす!」という発車の合図に「先生も乗って!」と急いでUちゃんが声をかけてくれました。教師が入るといっぱいになって、後ろの子どもたちがドミノのように倒れると大喜びで、終始たのしい雰囲気のちゅうりっぷ組でした。
お昼ご飯まで時間いっぱい遊んだちゅうりっぷ組の子どもたちは、おうちのひとが作ってくれたお弁当をおいしそうにほおばり、お弁当箱をぴかぴかにして何度も何度も「おいしいね」とにこにこ笑顔で言っていました。
久しぶりの雨でしたが、子どもたちの元気はいつもと変わらず、また、保育室内で過ごすことでクラスの友達と遊ぶ時間ができました。
雨の日にはどうしたら子どもたちが部屋で楽しく過ごせるのかを朝、副園長に指導してもらって、環境をつくりなおしました。毎日、なにをしたら子どもたちが喜ぶか、楽しめるかを考え、これからも保育をしていきたいと思います。
今日の保健情報: ヘルパンギーナ 1名
園内では確認しておりませんが、家族に嘔吐下痢を発症
させている方がいらっしゃるようです。外出後や食事の
手洗い・消毒を心がけてください。