2015年5月16日 土曜日
今日は子ども達が待ちに待ったミニ運動会がありました。昨夜からの降り続いた雨でしたが、子ども達の願いが通じたようで雨があがりお昼からの開始になりました。今年は、保護者アンケート等、保護者の方からの意見も考慮してプログラムの内容も変更しながらも、保護者の方の厚い要望で親子で楽しめる競技は残すことにしました。5月のミニ運動会は、秋の運動会につなげるための遊び的な運動会です。又、普段は忙しくてあまり相手をしてもらえない親と子のコミュニケーションの場としての意図をもった競技になっています。
子ども達の大好きなお引っ越しゲームで始まったミニ運動会でしたが、子ども達は放送を聞いて友達や教師と考えたり踊ったりして楽しみました。年長児のリトミックは、秋の運動会の鼓笛隊に向けての内容を副園長の合図に合わせて、体でリズムを表現したり隊形の移動をしたりしました。この経験は、秋の運動会につなげていきます。
年少児のかけっこは、保護者が必死になって走って、子どもを笑顔で迎える競技です。子ども達が笑顔で保護者に駆け寄ってくる姿は、とても可愛く保護者も満面の笑みでした。年中児のかけっこは、忙しくてかまってもらえない子ども達が、保護者にしがみつくゲームです。30秒でもいいので子どもとのスキンシップをはかることの大切さを保護者も感じて下さったことと思います。手足でしがみつく行動は、子どもの腕や足の力を養うねらいがあります。ゴールまでの短い時間でしたが、保護者にしっかりとしがみつくことができて、大満足の子ども達でした。年長児のかけっこは、担任との競争です。そこに他のクラスの教師が参加して、真剣に走りました。なかには、教師を追い抜く子どももいて、とても盛り上がりました。今年は子どもと本気で付き合う教師でありたいと本気で走った教師たちでした。
今年初めて取り入れた玉入れは、それぞれの学年で移動や集まり方の違いがあり、入園・進級してから遊びに取り入れてきました。又、学年によって役割があり、年長児は道具の準備や片付け等も自分たちでできることは進めていきました。みんなで玉の数を数えて大盛り上がりの競技になりました。
今年のプレゼントの中には、調理師さんの手作りのお菓子も入っていて、競技からプレゼントまで温かい運動会になりました。保護者と子ども達の笑顔が溢れ、楽しい声が響き渡った園庭に、43歳を迎えた三葉幼稚園はますます元気いっぱいになりました。
本日は足元の悪い中、たくさんの保護者の方にお越し頂き、又、子ども達と真剣に向き合って頂き、ありがとうございました。今年1年、保護者の皆様と共に幼稚園の教職員が、子どもの成長を信じ後押ししていきたいと思いますので、どうかご協力下さいますようお願い致します。