幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年4月12日 日曜日

 4月に入り、満開の桜が冷たい雨に早くも散ってしまい、桜の花びらのじゅうたんが水に浮き沈みしている今日は幼稚園の入園式でした。今日まで何とか散らずに進入児を迎えてくれました。

そんな中、ぴよぴよにも新しいお友達が増え、幼児たちは増々活発に遊ぶ姿が見られるようになりました。2歳児は普段自分たちが実際にしていることをごっこ遊びに取り入れて、友達と言葉のやりとりを楽しみながら遊んでいます。1歳児も好奇心旺盛で、友達の側に行き、真似をして遊んだり部屋の中を歩き回って自発的に身体を動かしながらのびのびと遊んでいます。

保育士がキュービックスライドとキュービックハイハイを畳まで運んでくると、1歳児のAくんがすぐに寄って来ました。すると、BくんやCくんもやって来て、いつの間にかその周りがにぎやかになりました。Aくんは腕と足の力を使って上手に登り、勢いよくすべっていました。するとBくんも、隣に並び同じように手を伸ばし、腕と足に力を入れて自力で登ろうとしていました。しかしなかなかできません。そこで保育士が少し支えてあげると登りきることができ、満足そうな表情でおしりをつけてすべることができました。その時は少しこわばった様子でしたが、1回すべりきり楽しいのが分かると、もう一度自分で登ることに挑戦していました。慣れてくると、腹ばいになってすべったり自分なりに体勢を変えたりしながら楽しんでいました。

Cくんはさっきまでは真似をしてすべることを楽しんでいましたが、今度は自分がすべり終えるとBくんがすべってくる目の前に立ち、顔を覗き込んでBくんがすべってくるのを待っていました。そして目と目が合うとにこっと笑い、その様子を見ている保育士も心が温かくなりました。またCくんは、色んな玩具が入ったカゴの中からお気に入りのトーマスを持って来て走らせながらすべっていました。トーマスを勢いよく走らせた後、腹ばいになってすべりながら追いかけて捕まえることができると、保育士にとびっきりの笑顔を見せていました。

 

 こうして幼児たちは、幼いながらも幼児同士関わりながら遊びを広げ、刺激し合って身も心も成長していくのだと改めて実感しました。