幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年3月17日 火曜日

今朝は、とてもすごい霧で教師も、どのようにアーチをだそうか、園庭を準備しようかと迷う程でした。しかし、時間と共に空はスッキリと晴れ、案内状にデザインした様な「青い空」が子ども達を迎えてくれました。お部屋に入ってきた子ども達一人ひとりに、コサージュをつけてあげると、ニコニコと笑顔になった子ども達ですが、卒園式ということで、少し緊張している様な、嬉しい様ないつもとは少し違った様子にみえました。

いよいよ卒園式が始まり、年長児達が手拍子と共に、かっこよく入場して来ました。証書授与では、緊張しながらもしっかりと返事をし、大勢の方々の前で堂々と歩くことができました。一人ひとりのかっこいい姿を見て、卒園児が年少さんだった頃を思い出し、成長を感じて嬉しくなりました。子ども達が副園長から受け取った証書は、大好きなお家の方の手へ渡します。もらった証書を花道の先に待っているお父さん、お母さんに渡す意味は、保護者への感謝。幼稚園を卒園するという子どもの誇り。  こもごも入り混じった何とも言えない感情が伝わります。

副園長先生からの言葉では、小学生になるみんなへ3つのことを話してもらいました。1つ目は「誰にでも自分から気持ちの良い挨拶をしよう」ということです。「ニコニコで挨拶をすると、相手の人もニコニコになるよ」と教えてもらいました。2つ目は「感謝の気持ちを持ってお礼を言えるようになろうということです。相手の人は「ありがとう」と心を込めて言われると「喜んでくれてよかった」「してあげてよかった」と嬉しくなることを教えてもらいました。私は、子ども達からの元気いっぱいの挨拶で笑顔になれました。そして、ちょっとしたことでも「ありがとう、ありがとう」と言ってくれる子どもたちから、幸せをもらいました。卒園しても、元気いっぱい挨拶をしたり、周りの方に感謝の気持ちを持てる子ども達でいて欲しいです。3つ目は、「自分のことは自分でする」ということです。その中には「自分の思いを自分の言葉で表現する」ということもありました。小学校へ行っても、困ったことがあると先生や友達に聞いたり、伝えたりしないといけないことを教わりました。 別れの言葉では、手話をしながらお礼の言葉を言ったり、体を揺らしながら歌ったりと気持ちを込めて伝えることができました 。

お部屋では、記念品を配ったり話をした後、みんなで写真を撮りました。3学期になってから「仲良しの印で肩を組んで撮ろう」と言っていた子ども達。今日も「肩を組んで撮ろう」という声から最後に「仲良し印」で写真を撮りました。

「今日の日はさよなら」の曲と共に園庭に出た子ども達は、思い出を話したり写真を撮ったりして沢山の方々に見送られて卒園していきました。私も、大好きなみんなと過ごさせて頂き、お兄さんお姉さんになる姿が見られて嬉しかったです。これからも元気いっぱい、心の温かいみんなでいてください。ありがとう!!! コサージュには、3つの顔のついた花がついていました。「みんなは一人じゃないよ。みんな仲間。みんなが集まると、すごい力になるよ」という意味が込められています。ぜひ、入学式にもつけて来てくれると嬉しいです。