2015年3月15日 日曜日
ままごとの好きな幼児達が、遊戯室に入ると自分の使いたい鍋やお皿、スプーンを持って来て廃材遊びに使っていた発泡スチロールで料理を作って遊んでいました。
1歳児のAちゃん・Bちゃん・Cくんは、遊戯室のコーナーに大型積み木で囲いを作り、自分の使っていたままごと道具を持って来て、囲いの中に入ると一人ひとりが積み木でテーブルを作り遊び始めました。その様子を見ていたDちゃん・Eちゃんも横に座って、大型積み木でテーブルを作り、お皿を持ってくるとその上に並べて遊び始めました。
2歳児のFちゃんは、箱いっぱいに丸い形になっている発泡スチロールを入れ、料理を作っていました。料理が出来上がると、箱ごと大型積み木の上に置きました。すると、近くで遊んでいたGちゃん・Hくん・Iくんがその箱に気づき、スプーンなどを持って集まってきました。Fちゃんは嬉しくなって「これはね」と何を作ったのかを話していました。Gちゃんは、発泡スチロールをスプーンですくって、自分の持っていたお皿に1つずつ丁寧に移し始めました。その側でFちゃんがその様子を嬉しそうに見ながら遊んでいました。
今まで1歳児はテーブル前に置いているだけでしたが、2歳児と一緒に遊ぶことで刺激をうけ、大型積み木を使ってテーブルにしたり、囲いにしたりして落ち着ける場所を作り出して遊ぶ姿が見られるようになりました。まだ、1歳児は個々では平行遊びの段階ですが、2歳児が物を共有しながら遊ぶ姿を見たり、一緒に過ごす中で、少しずつモノや場所を共有して遊ぶ楽しさを感じているのだと思いました。