2015年3月13日 金曜日
一日、又一日と幼稚園生活が過ぎていく中、バスの中で、年長児が「もう後何回バスに乗れるかな」と話していました。その話を聞いていたRちゃんが「卒園しても、自由登園で、絶対幼稚園に行く」と言うと、「絶対行く」「預かりにも行って、まだまだ幼稚園行きたい」と周りの年長児も話していて、とても嬉しくなりました。“一日でも長く幼稚園に来たい”“卒園しても、遊びに来よう”と言う年長児のまっすぐな思いを聞き、残りの幼稚園生活を大切にそして楽しく過ごせるようにしてあげたいと思いました。
年少・年中児は、年長児への感謝の気持ちを伝えるため、アーチや立て看板を花いっぱいに飾りました。そして年長児が登園後、保育室に行くときに通っている階段にも飾りをつけました。年少児は、一人ひとりが気持ちを込めて作った花を虹のように貼り、年中児は、雨上がりに出る虹を見て嬉しくなり、バンザイをしている絵を描いて貼りました。りす組ぱんだ組の子ども達も、もうすぐ年長になります。描いた絵の周りの白い所ははさみを使って上手に切ることができていて、名前も自分が描いた絵だと分かるように名札を見ながら書いている姿を見て成長を感じました。
来週の園内お別れ会の準備も進めている年中児達は、年長さんにみんなでかっこ良く“ソレソレソレソレ祭りだ祭り”を踊って見せたいということで、一人ひとりが手作りの棒付きポンポンを作りました。広告で剣を作るのも、たくさんの子ども達ができるようになり、長いものを1本作って真ん中で切り2本にしている子もいました。ポンポンは、教師が作っているのを見て作り方を覚えている子もいて、ちょうど良い大きさの本を持ってきてスズランテープを10回巻こうと決め、数を数えながら作っていました。作り方が分からなくて悩んでいる子を見つけると、完成した子ども達が「こうやってするんよ」として見せてあげたり、手をそえて一緒に作ってあげたりして助け合いながら作っている姿もみることができました。なかには、棒にもスズランテープを巻いて模様を作り、「こんなのもかっこいいよ」と友達や教師に見せてくれた子もいて驚きました。自分で作った棒付きポンポンを持ち、さらに気合いの入った子ども達。年長さんに見せるのが楽しみです。
降園前には、たんぽぽ組さんと園内お別れ会をどのように進めていこうか考えました。いつも先頭をきり、世話をしてくれた年長さんへ、月曜日は年中児が主体となって会を進めていきます。プレゼントも全員の年長さんの分があるか確認しました。子ども達と共に、素敵な会にしたいと思います。