幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年3月1日 日曜日

生活発表会を終えて、動物の表現をしたり踊ったりする楽しさを知った子ども達は、曲をかけると自然にからだが動き、踊り出します。2歳児の保育室に発表会に使用した段ボールで作った山や草を置いていると、後ろに隠れたり、その前にちゃぶ台を置くと家にしてままごとをしたりして遊んでいました。お面を出して『ピクニック山のぼり』の曲をかけると好きなお面をかぶり、それぞれ、いろいろな場所で踊り始めました。そうしているうちに、ひよこ組の子ども達もやってきて一緒に『ピクニック山のぼり』やひよこ組の『こぶたとおおかみ』のオペレッタをして楽しみました。同じ年齢の子ども達がいる幼稚園の満3歳児クラスとの交流は、2歳児にとってよい刺激になります。

ぴよぴよでも日頃から、ままごとやブロックと一緒に箱やパックなど廃材も段ボールに入れて出しています。2歳児は、廃材遊びもしておりセロハンテープの切り方、ハサミ・のりの使い方など保育士と一緒にしていき保育士の見守る中で一人でも使えるようになってきています。1週間前、遊戯室の前にひな人形を出しました。その翌日、幼稚園のお兄さん・お姉さん達が、本物のひな人形を見ながら廃材で作り仕上がった手作りひな人形を飾っているのを幼児たちが通るたびに見ていました。そんな中、扇型の廃材を見つけたAちゃんを保育士が、飾ってあるひな人形の所に連れて行き「おひな様、作ってみる?」と聞くと「作る!」と言いました。そこで、トイレットペーパーの芯を渡すと顔を描き、扇型の廃材にセロハンテープで貼っていきました。そして、周りに包装紙をちぎってのりで黙々と貼っていきました。それを見ていたBちゃんやCくんも「おひな様、作る!」と言って、トイレットペーパーや厚紙に顔を描いたり周りに紙を貼ったりして製作を楽しんでいました。数日かけて完成したひな人形を幼稚園のお兄さん・お姉さんのひな人形と一緒に飾っているとDくんもEくんも「作りたい!」と言って作り始めました。

1歳児もお菓子箱や牛乳パック・プラスチック容器・袋状のプチプチなどをダンボールに入れていると同じ大きさのブロックを集めて箱に入れたり、チョコレートの箱を見つけたFくんは、「チョコ!」と言ってブロックを入れると食べる真似をしたりしていました。また、Gくんは、以前、2歳児が牛乳パックを足にはいてブーツがわりにしていたことを思い出し履いて歩いていました。1歳児は、廃材に玩具を入れて遊ぶことが多いのですが、2歳児になると頭の中でイメージして描いたり作ったりするようになります。小さい年齢から廃材を環境の一部として置くことで、玩具にしたり幼稚園のお兄さん・お姉さんが廃材でいろいろな物を作っているのを見ていることで、ぴよぴよの子ども達も廃材の形からイメージして見立てて遊んだり廃材と廃材をくっつけたり遊びが広がっていく様子も見られます。