2015年2月16日 月曜日
先日、年長児がドッジボールをしているのを見ていたひよこさん達は、園庭に水で円を描いて、ころがしドッジボールをしました。しばらくしているうちにボールにあたらないように円の中を逃げるというルールを理解して、楽しく遊ぶことができました。集団遊びもできるようになってきたんだと成長を感じ嬉しく思いました。「よーいドンするよー!並んでくださーい!」とみんなに声をかけたNちゃんは、左手の平を名前を書いた紙に見立てて、白線に並んでいる子を「〇〇ちゃん」「〇〇ちゃん」と順番に呼びました。そしてゴールに行って手を広げて、飛び込んできた子たちを受け止めました。その姿がなんとも可愛らしくて思わず笑ってしまいました。
また、お部屋の方では、気付くと子ども同士で絵本の読み聞かせが始まっていました。いつも教師に読んでもらっている様に椅子に座って、絵本をみんなに見えるように持ったKちゃんの周りにはいつの間にか友達が集まってきていました。Kちゃんは、照れたような少し緊張した様子がみられました。教師の姿をよく見ているひよこぐみの子どもたちの観察力に驚かされ、改めて、子どもたちのお手本となるよう、行動していきたいと思わされた出来事でした。
今日は、りす組がはじめてケアフル竹原へ施設訪問に行きました。生活発表会明けでほとんど練習できていませんでしたが、一人ひとりが「おじいちゃん、おばあちゃんに元気とパワーをプレゼントする」という目的を持って幼稚園を出発しました。バスの中で副園長から「はじめて行く所だから はじめまして だね。はじめましてと挨拶しよう」と話してもらうと、すぐに「はじめまして、私達は三葉幼稚園のりす組です。今日は一緒に楽しく遊びましょう」と声を合わせて言うことができていて、子ども達は本当にすごいなと思いました。バスの中で一度だけ練習して、外の景色の話や他の話になってしまったので、おじいちゃん・おばあちゃんの前で言えるかどうか不安でしたが、誰一人間違わず「はじめまして」と挨拶することができたので、やっぱりすごい!と自分のクラスを誉めに誉めた一日となりました。りす組の子ども達は、おじいちゃんやおばあちゃんの目を見て、笑顔いっぱいで「また来ます、元気でいて下さい」と言いながら、次年長へ進級してから交流することを楽しみにしているので、この気持ちや思いを大切にしていきたいです。
ケアフル施設訪問から帰ってきた、りす組のMちゃんがひよこぐみに来てくれました。「おじいちゃんおばあちゃんに元気とパワーを分けてきたよ!」というMちゃんの様子を見て、ひよこさんも今度ミニ発表会で施設訪問することを聞くと、やる気十分でした。そこに通りかかった副園長と、元気よく頑張ることを約束したひよこぐみさんたちでした。他の学年の踊りもいつの間にかたくさん覚えているひよこさん。ミニ発表会に向けて発表会の余韻を楽しんでいきたいと思います。