2009年5月20日 水曜日
今日も五月晴れのよい天気で、朝一番から子どもたちが遊びのコーナーに集まってきました。 昨日から新しく遊びの環境に加わった叩き染めのコーナーでは、好きな色のお花を選んで布の上においてトントントンと心地よい音を響かせていました。 今日は色とりどりのお花が用意されていたので、年長児はある程度、色合いや形を組み合わせて浮き出てくるデザインを予想しながら遊んでいました。 まだ経験の無いひまわり組の子どもたちには一つ一つやり方の手順や道具の使い方を説明しながら遊び方を知らせていくようにしました。 何色の花か分かっていても、布を通して浮き出てくる、その色の美しさに感動したのか、「わぁ きれい !」 「あかいろやみどりいろになったよ!!」と歓声を上げていました。 花そのものの形が綺麗に出てくるまで根気よく叩き続けている子どもたち、集中力には感心しました。
今日は叩き染めの為に古森先生が、先は安全なようにゴムでくるんであり、程よい弾力性がある新しい木づちと先の平らな金づち(これから木工にも使えるかな?と思って買ったそうです。)を買って下さって、遊びが一層盛り上がっていました。年少児にも使いこなせて嬉しそうでした。
また、スタンプ遊びでもいろいろな形や大きさの野菜で面白い形が出来ています。 お絵かきコーナーでは、どんな絵が出来ているかみんなに見えるように画板を斜めにして、そこに絵を並べてみました。その準備中、画板がうまく立てられないで、困っているとかわいい年少さんが、スッと手を出して支えてくれ、教師は感心すると共に、子どものこんな姿に驚いたのでした。
降園前には、クラス活動になりますが、今ブームになっているのが、「びわ」の歌です。 二年前、家で食べた「びわ」の種を卒園生のK君が、試しに植えてみたところ、芽が出て、どんどん成長しています。そのときに、園でも買って一緒に育てていたびわの木には、実もつき始めました。 びわの歌を聴いた後、ひまわり組の子どもたちを誘って、びわの木を見に行きました。「ああ、ろばさんのおみみ、みたいな葉っぱってこれか!」という声も聞かれましたが、年少児にはちょっと難しいので、その優しいメロディーを感じて欲しいと思っています。これからびわの実が色づいてくると、もう少しイメージに繋がっていくことでしょう。
びわ
1 びわは やさしい きの実だから
抱っこ しあって うれている
うすい にじある ろばさんの
おみみ みたいな 葉のかげに
2 びわは しずかな きの実だから
お日に ぬるんで うれている
ママと いただく やぎさんの
おちち よりかも まだあまく