2014年12月16日 火曜日
今日は楽しみにしていたお楽しみ会でした。朝から雨が降っていて、子ども達は「雨やけどサンタさん来てくれるかなー?」「サンタさん雨に濡れないかなー?」などと話していました。そしてBちゃんは、サンタさんが濡れて来たらと気遣って、タオルを部屋の入り口に掛けておきました。サンタさんは夜来るということで、部屋を真っ暗にして自分達オリジナルの袋を並べてホールへ上がると、お楽しみ会の開始です。
今日は、役員さんも出し物を考えて下さって、妖怪ウォッチを踊ったり、あわてんぼうのサンタクロースを歌ったりして盛り上げて下さいました。
そして、先生達の贈り物は合奏と各楽器の紹介から始まりました。次の劇は、内容に入り込んで見ていて、よしみサンタさんが、プレゼントを配っている途中にサンドイッチを食べてお腹がいっぱいになって眠ってしまうシーンでは子ども達から「ダメ!沢山食べると眠くなるよー」「サンタさん起きてー」などと声が聞こえてきました。その後は先生のハンドベル演奏です。曲が終ろうとしたその時。。。
シャンシャンシャンシャンシャンシャン。。。。。。
遠くの方から鈴の音が聴こえてきました。「あれ?さっき劇に出ていたよしみサンタさんが戻って来たのかなー?」と言っていると、奥から本物のサンタさんがやってきました。英語で話すサンタさんを見て「本物だ!!!」と目をキラキラさせる子ども達は「HELLO!」などと、分かる単語を使って挨拶をしていました。サンタさんに沢山の質問をして、その後、園児達からサンタさんに歌と手話のプレゼントをしました。サンタさんからは「ナイス!グレート!サンキュー!」と、いっぱいお礼を言ってもらいました。サンタさんは、みんなが眠っている時、暗い時に行動します。サンタさんが帰る時はホールの明かりを消してみんなが寝ると。。。シャンシャンシャンシャンシャン。。。という鈴の音と共に消えていきました。
しかし、大変な事が起きました!!!みんなが目を開けると、サンタさんが大きあ箱を一つ忘れて帰っているのです。急いで吉本先生がサンタさんを追いかけていきましたが、サンタさんはもういませんでした。あわてん坊のサンタさんだと思いながら箱を見てみると「三葉幼稚園のみんなで、仲良く遊んでね」と英語で書いていて、中には15個のプレゼントが入っていました。どうやら、お部屋で遊べるようにそれぞれのクラス用にプレゼントを用意してくれていて、そっと置いてくれていたようでした。そんな中、嬉しそうにしているB君。B君は友達と何日もかけて廃材でツリーを作っていました。そして、今日はホールへ上がる前、そのツリーに手紙を書いてくっつけていたのです。内容は「サンタさん、きりん組のみんなにプレゼントを下さい。あと、くま組、ぞう組。。。」と全てのクラスの名前をかいていました。「自分が書いた手紙をもしかするとサンタさんが見て、みんなの組の分も急いで持って来てくれたのかも!!!」そう言ってB君は大喜びでした。
部屋に戻った子ども達は、自分の袋を見てキャーキャー言って飛び跳ねて喜んでいました。そして、すぐにテラスへ出ると空へ向かって「サンタさーん!!ありがとーーー!!!」と大声でお礼を言っていました。その信じきっているかわいい子ども達の純心な姿に、胸がいっぱいになりました。
今日のクリスマススペシャルメニューは、サラダ、骨つきチキン、ピラフ、スパゲッティー、それにケーキでした。「今日はパーティーやね」と言って子ども達は大喜びでおかわりをして、時間いっぱいおいしく頂きました。今日は、子ども達に沢山の感動をもらい、とっても暖かい気持ちにさせられました。いつまでも、この気持ちを持ち続けていって欲しいなと感じた一日でした。