2014年12月11日 木曜日
早朝から激しく降った雨は子ども達の登園時間、そして遊び時間まで降り続き、図書館下のままごとコーナも子ども達の姿がまばらでした。早コースで登園した子ども達のクラスは何をして知るのかな?と覗いてみるとそれぞれがしたい遊びを楽しんでいました。その中でも主に子ども達が夢中になっていたのはお楽しみ会のプレゼントを入れる袋作りでした。
先日から職員会で子ども達に「包装紙や袋類、廃材など何でもいいからお家の人に話して材料があれば持って来てね。」と話すとひよこ組から年長まですべてのクラスで子ども達が家庭で、或はバスを降りてすぐに、又食事やお風呂に入っている時にそのことを家族に話していることが話題になっていました。そして園ではおとなしくてあまり口を聞かないけれど自分で伝えてちゃんと次の日持って来たAちゃん「お家で話をしたけど今は無いから持って来れなかった。」と言ったBちゃん他にも「包装紙お友達にもらったんよ。」「カレンダーで作ろうか?」など子ども達があらゆる知恵をしぼって何とか必要な事を伝えたり自分で代用できる物を考えたりして作り始めていることが話題になっています。そして何も持って来ていなくても自分達で考えたり教師と一緒に探したりしながら選んだ材料で思い思いの袋作りをしていました。
くじら組を覗くとカレンダーを貼り合わせて作ったランドセル、ティッシュの箱を飾っておしゃれな手提げのカゴ、どんな大きなプレゼントでも大丈夫な大きな袋など年長ならではの発想が面白くてワクワクしました。
年中のクラスでは包装紙が家に無かったので紙袋を切り開いて持って来ていました。包装紙の代わりにすると「丈夫な袋が出来るね。」と友達同士で認め合いながら作っていました。
年少のMちゃんは紙を筒状に巻いて手提げを作りましたが底がありません物が落ちないように袋の底を作る方法を教師と一緒に考えて付けていきました。袋が出来るとクリスマスにちなんだツリーやサンタクロースなど好きな物を作って貼って飾っていきました。
袋が出来てお楽しみ会をとても楽しみにしている子ども達です。
11月の参観日の時に皮をむいて干した渋柿がそろそろ表面が乾いてきました。ひまわり組の子ども達全員で2階のテラスに干している柿をもみに行っています。手で触って「柔らかいね。」「おいしくなぁーれ」とつぶやきながら交替でもんで茶色になって食べられる日を楽しみにしています。