2014年9月16日 火曜日
連休明けの今日、園庭の銀杏の木の下にギンナンが一面に落ちて、朝日にあたってとてもきれいに輝いていました。
子ども達とひとつ、ふたつと拾い、かごの中に入れていきながら、秋はそこまで来ていることを感じました。
又、空を見上げると、澄み切った真っ青な空・・・・・・・その空高く飛行機が飛んでいるのを見つけたひよこぐみのAちゃんは、「あっ!ひこうき!」
その声に気がついて集まってきたひよこぐみのみんなは、大きな声で「バイ・バーイ!」と飛行機が見えなくなるまで手を振っていました。
みんなで心地よい空間を共有したかのように清々しいひとときでした。ちょっぴり涙ぐんでいたBちゃんもいつの間にか笑顔になっていました。
さて、真似っこ大好きのひよこ組さんは、大きい組さんがすることをいつもじーっと見ています。そしてかっこいい大きい組さんのまねっこ遊びが始まるのです。
ひよこ組さんも少しずつ運動会の練習にも参加するようになりました。踊りや入場行進、応援合戦・・・どれも毎日見ているおかげで、気持ちまでお兄さん、お姉さんになり、堂々と歩いたり、踊ったりするので本当に驚きです。
先頭に並ぶ事が好きなRちゃんとH君はいつも一番前に張り切って並びます。ところが今日は、少し行進して回れ右をすると一番後ろになるということに気づいたのです。はっと気がついたRちゃんとH君は、すぐに走っていって一番前に並んだのです。
子ども達は、色々な場面に出会ったとき、そこで頭をくるくるっと働かせて、考えるんだな。本当にすごいことだと思いました。こうやって子ども達は、生きていくための知恵を積み重ねていくのだととても頼もしく思いました。
又、年長児は、砥部焼きの絵皿制作に出かけました。砥部焼きセンターまでの道のりでは,道路の標識を見て、距離を計算したり、バスの窓から見える松山城やくるりん、砥部動物園などを見つけたりしました。砥部焼きセンターに到着すると、センターの方々が温かく迎えてくださいました。
一生に残る記念品のお皿に一人ひとりが、二色の色を使い分けながら、筆を立てて慎重に絵を描いていました。どのお皿もとても素敵で、中には、芸術家のような作品もあり、出来上がりがとても楽しみです。
絵付けのあとは、クラスごとにセンターの中を見学させていただきました。砥部焼きが出来上がる過程を細かく説明してくださり、実際にお皿を作る様子を見せてもらった子ども達は自然と拍手が出ていました。砥部焼きの材料は、砥部の山にある石で、限られた資源のため、その石がなくなると砥部焼きは作られなくなります。地域の特産物である砥部焼の絵皿制作の体験がいつまでもできるよう、資源を大切にしていきたいものです。
「本日の手作り給食のメニュー』・・・♪
♪胚芽米・野菜のかき揚げ・筑前煮・キャベツの胡麻和え・果物(りんご)♪
野菜揚げの中にはいくつ野菜が入っているかな?と名前をあてっこしながら美味しそうに食べていました。