幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年7月9日 水曜日

 今日は9時30分からの15分間、ラジオ番組の”お話でてこい”を聞きました。”ヨハンネス”という名前のオオ様につかえる家来の話で、王様が亡くなる時、息子の王子に秘密の部屋にある世界一美しい王女の肖像画を絶対に見せないでほしいと遺言を残しました。それは、その王女にあまりに美しいので、夢中になると必ず災難にまき込まれてしまうからでした。しかし、王様が亡くなって月日が経ったある日、若い王子はとうとう王女の肖像画を見てしまったのです。一目で好きになった王子は、さっそく王女がいる金の国に向かうことになって。。。そこからが数々の災難が始まるのです。その災難をカラスが歌を歌いながら予言する場面では、子ども達はカラスの歌声がおもしろくて笑っていました。そして話が終わると、「ちょっと怖いけど、最後幸せになるけん楽しかった」と、感想を話していました。感想を言い合った後、「お話終わったけん何する?」と問いかけると、Mちゃんが、「紙芝居作りたいな」とつぶやきました。すると、みんなが「いいねー!!」「おれ絵本がいい!」と盛り上がり、話し合いの結果、紙芝居を作ることになりました。そしてSちゃんが、「もう一回聞きたい」と言ったので、もう一度話を聞いて、どのグループがどの場面を描くか決めてさっそく紙芝居作りを始めました。

      

 おそらく、「紙芝居を作りたい」と思ったのは、”そらまめのたび”の紙芝居作りの経験があったからこそ、子ども達の目的が一つにまとまったのだと感じました。グループごとで話をしながら絵を描く子ども達は、以前の活動の時よりも積極的な姿が見られ、より共同的な紙芝居作りとなっていました。いつも消極的なRちゃんがグループの中心になって姿には驚きました。誰一人途中でやめてしまう子はおらず、時間ぎりぎりまで絵を描いていました。明日の子ども達が、どのような思いをもって登園してくるかが楽しみです。

          

         

 一方、以前に新田高校の新生祭に参加させていただき、子ども達はとても充実した一日を過ごすことができました。そこで感謝の気持ちを手紙に書くことになり、13グループに分かれてそれぞれが考えたメッセージカードを作っていました。そこで今日は、かくグループの班長の子ども達とお礼の手紙を届けに行きました。校舎の前で2年F組の生徒の皆さんが迎えて下さり、「あ!お兄ちゃんおった!」「Sちゃんが来とるぞ!」とお互いに久し振りの再開を喜んでいました。副園長から出発する前に、何をしに来たのかお兄さん達に伝えるように言われていたので考えていた言葉を言って手紙を渡すことができました。生徒の皆さんも子どもが書いた字を一生懸命に読んで下さり、子ども達も喜んでいました。

       

   

 ☆明日は、園児募集説明会となっております。台風接近中のため、暴風警報が出ましたら休園となりますので明後日にお越しください。お待ちしております。