2014年6月29日 日曜日
ぬいぐるみで遊ぶのが大好きな好きな子ども達は、お気に入りの動物のぬいぐるみを探してくると、お友達の遊びを真似しながら抱っこしたり、トントンしたりして遊ぶ姿が見られます。
2歳児のAちゃんは、バンダナでおんぶしました。すると、Bちゃん・Cちゃんもその姿を見て、バンダナとぬいぐるみを自分で探してきて、保育士のところへやってきました。そして、「おんぶして!」と言ってAちゃんと同じようにぬいぐるみをおんぶして遊び始めました。楽しそうに遊んでいるお友達の様子を見て、他の子も次々にぬいぐるみを持ってきて同じように、遊び始めていました。
保育士が「この子は赤ちゃん?」と聞くと、背負っていたぬいぐるみをトントンしたりピョンピョンはねたりしながら友達と顔を見合わせて笑いながら「うん、赤ちゃんなんよ」と教えてくれました。その後も、ぬいぐるみをおんぶし、お部屋の中を歩いたり、友達や保育士に「赤ちゃんなの」と嬉しそうに話したりしていました。しばらくすると「あのね、赤ちゃん病院行ってくるね」「注射してくるね」と自分たちが経験したことを遊びの中に取り入れ始めました。保育士が「お腹もしもし、してもらった?」と声をかけるとAちゃんは、「してもらってなかった」と話してくれました。Bちゃんは「注射もしなくっちゃ」と実際、自分が経験したことをやりとりしながら遊ぶ姿が見られました。
普段は、マットや畳にぬいぐるみを寝かし、バンダナを布団にして寝かしつける姿が見られていましたが、一つの小さなきっかけで、2歳児一人一人が小さなお母さんとなり、自分の経験したことを取り入れながら遊ぶ姿に大きな成長を感じることができました。