幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年5月20日 火曜日

土曜日に親子運動会が終わり、楽しかった活動の余韻を感じながら園庭でかけっこ競争やリレーをする子ども達の元気な姿が見られました。 そして今週から少しずつ新しい遊びの環境も出していこうということで門を入ってすぐのテント下には叩き染めのコーナーを準備しました。

子ども達が遊び始めると「トン・トン・トン」と木づちや金づちの心地良い音が響き渡り、遊び方を知った年少児も自分の好きな色の花びらや葉を布に並べ半分に折ってはさんで上から叩くと花の色や葉の形がそのまま浮き出てくるのを楽しんでいました。

又、さくら組前のテント下には「こすりだし」という遊びを副園長がして見せてくれました。落ちていたびわの葉を何かに使えるかな?と紙の下に敷き紙の上から軽くパステルでこするとびわの葉の形や葉脈がくっきりと写し出されました。子ども達はそれを切り取って別の紙に貼って面白い模様や動物の顔にしていました。葉の形を綺麗に写すには薄手の紙と柔らかいパステルが適していて短くなったパステルを横にして優しくこするとみるみるうちにびわの葉の葉脈が浮き出ていました。

副園長がして見せてくれた葉の形をみてイメージが広がってきたりす組のA君はダンゴムシに見えたようでした。お部屋に飾ると今日はしなかった子どもから「明日はやってみよう!」と言う声が聞こえてきました。身近なところからちょっとした遊びのヒントを出すと教師の想像を超えて次々と作る年長児の姿に教師は「すごーい。」と感心するばかりでした。子ども達の無限に広がるイメージは教師の想像をはるかに超えてもっともっと楽しい活動へと発展していきます。子ども達に私たちが教えるのではなく子ども達が自分で広げて行く力が育っている事が本当に嬉しいと思いました。

そうした遊びの横では年長児が昨年より一週間早く色づいたびわの実に袋を作ってかけてくれていました。新聞紙、広告紙何でも使って袋にして踏み台に上がって付けていきました。大事そうに袋をかけて「カラスから守ろう!」と張り切っていました。

今日、こあら組ではダンシングサンドという不思議な砂のおもちゃで遊びました。お楽しみのおやつはあん団子でした。