2014年5月18日 日曜日
1歳児も入園して約1カ月半が経ち、園生活にも少しずつ慣れてきて
戸外へ出ると幼稚園のお兄さんお姉さんが裸足になって活発に遊んでいる様子を見て、
ぴよぴよの幼児達も刺激を受けて三輪車に乗ったり砂場で遊んだり動きが活発になってきました。
1歳のAくんは靴を履いて戸外に出ると、園庭の真ん中に置いてあるファンタジースペースの所へ行き、
さっそくトンネルを潜り始めました。Bくんが「ばあ」と顔を覗かせると、目が合い楽しそうに笑っていました。
Cくんはお友達が遊んでいても側で見ているだけでしたが「ここまでおいでー」と声をかけると、
友達がファンタジースペースのトンネルを潜っている姿を見て同じようにハイハイしながらトンネルの中に
入っていきました。1度入ってみると少し興味が湧いたのか、次は自分から中を覗き込みそっと入っていきました。
そしてトンネルの中までハイハイし行き、途中で座り込み外の様子を眺める姿が見られました。
室内でもトンネルのスペースを作ると、ソフトボールをしっかりと手で握り一生懸命ハイハイして
中を潜り抜けていきました。
そして大好きな給食の時間になると、2歳児は自分でロッカーの中から給食セットを持って
席に座って配膳を待っています。月曜日のメニューはポトフでした。初めはスプーンで野菜を食べていた
2歳児のDちゃんが、「パンつけつけしたら美味しいよ!」と言ってポトフのスープの中にパンをつけて
パクッと口の中に入れました。すると、同じ机で食べていた幼児も次々にパンをスープにつけて
食べ始めました。そしてパンが大きすぎて口に入らないことに気付くと、今度は小さくパンをちぎって
スープにつけました。「美味しいねえ。」と顔を見合わせながらたちまち完食しました。1歳児も
両手でしっかりとお皿を持ち、ポトフのスープを最後まできれいに食べていました。幼児達は
毎日の生活の中で様々な気付きや発見をして、生きる力を身に付けていくのだとここでも感動したのでした。