2014年3月29日 土曜日
絵本が大好きな幼児達は絵本コーナーへ行くと自分の好きな本を探すと畳やマットの上ソファなど思い思いの場所を選んで本を開いていました。Aちゃんは好きな「いいこいいこ」の絵本を取ると友達を誘ってじゅうたんの上に座りました。そして向かい合わせに座ると「これ見て」と絵本を聞いて「これなーんだ?」と出てくる動物を1つずつ指さして見せます。するとBちゃんが「うさぎ!」と答え、「正解」と大きな声で返します。そして次のページを開き同じように問いかけていました。このやりとりが最後のページまで続いていました。このやりとりが最後のページまで続いていました。今までは自分で持ってきた絵本を1ページ1ページ自分で絵を見ながら聞いていた幼児達ですが、絵本でも友達とやりとりをしながら遊ぶようになりました。保育士が読み聞かせをしている絵本をしっかり見ていて絵や内容もよく覚えています。
一方、Cちゃんは「これ読んで」と好きな絵本を持って保育士のところへやってきました。すると、それを見た近くで遊んでいた幼児達も周りに集まってきました。絵本のなかで動物が次々にお風呂に入っていくと絵本を見ていたCちゃんも同じようにシャンプーを始めました。その様子を見ていたDちゃんもシャンプーを始めました。時々絵本のなかの動物のシャンプーの泡を手につけ、そのまま自分の頭につけてシャワシャワと楽しそうに洗います。幼児同士で並んで見ている時も時々隣りが気になり絵本をのぞき込んで見ていました。絵本もくり返し見ていくうちに幼児達の遊びの環境になります。最初は読みきかせから絵本に親しみ次第に幼児なりにイメージを広げ楽しみ方もかわってきました。時には保育士そっくりの動作をしてなり切って遊んだり友達同士でクイズを出し合ったりする姿が見られるようになりました。2歳児は毎日同じ遊びをくり返しながら自分の遊びに変えていっています。1歳児はその様子を見て真似ようとする姿も見られ、幼児同士が刺激をし合いながら育つ様子を見ると子ども社会に触れさせる大切さをつくづく感じます。