2014年2月3日 月曜日
今日は3月ころの陽気で暖かく子ども達は薄着で登園していきました。子ども達は元気いっぱいで「おにっごっこをしよう!」「サッカーしよう!」という声があちこちから聞こえてきました。他のバスよりも早く登園して来た4号車の子ども達は砂場で型ぬきをしたり、自転車にのって走ったりして遊んでいました。
今日は節分です!全園児で豆まきをしました。早速おにのお面を作ることになると、年少児達は廃材箱から、ゴソゴソ・・・何やらそれらしい箱を見つけておにのつのにしたり、きばにしたり、とても面白いお面が出来ました。年中、年長児も自分達で頭の大きさに合わせてベルトを付けたり、目の部分をくりぬいたりと、それぞれ工夫をこらしたおにが出来ていました。
そして待ちに待った豆まきの時間がやってきました。副園長から「2月3日はみっかという詠み方があるんだよ。」と教えてもらったり、「青い病気をしそうな鬼や、赤い怒っている鬼をみんなでやっつけよう!」と可愛いにこにこだった人が怒り出すと角が生えてくる様子を絵で説明してもらい、子ども達は自分の頭を触りながら、「生えていないよね?」と友達に聞いている姿もありました。三葉幼稚では戸外の豆まきは新聞紙を丸めて自分で作ったボール大の豆を投げるのですが、年少の子ども達は初めてです。朝から家庭で話題にしてきたのか、大きな鬼が来ると思って泣いた子や鬼が怖いと言って部屋に入れない子もいました。地方によっては落花生をまく所もあるそうですが、実は大豆が本当だそうです。落花生は拾ってそのまま食べることが出来ること、部屋でまいても汚れないなどの理由で落花生をまく地方があるのだそうです。三葉方式は、教師の鬼、子どもの鬼がお互いに安心して思い切りまくことのできる新聞紙豆をまいて、大豆を年の数だけ食べます。まず、子ども達が教師の中の鬼をやっつけ、次の子ども達の中の鬼をやっつけようと、逃げる子ども達を追いかけます。教師鬼が新聞紙豆を持って追いかけると、キャーキャー言いながら、朝泣いていた子も福の神のような笑顔になっていました。
そして待ちに待った今日の給食は「恵方巻・野菜スープ・パン・ジュース」でした。恵方巻は具材ひとつひとつにしっかりと味がしみ込んでいて、野菜もとても柔らかく子ども達はあっという間に食べてしまいました。ちゅうりっぷの子ども達はお面をつけたまま食べましたが、見事に食べ終わると「おかわり!」とピカピカの皿を見せてくれました。帰りのバスでも可愛いお面をかぶっているのを見て保護者の方に「可愛いね!」と言ってもらいました。お家でお父さんとお母さんと自分が作った鬼のお面をかぶって豆まきをするのを楽しみに帰っていきました。