2009年2月10日 火曜日
今日、くま組はあい幼稚園を訪問しました。予定では、近くの文化の森で土手すべりをするようになっていたのですが、前日に雨が降ったため、地面が濡れてできなくなり施設内にあるふるさと館でゲームをして遊ぶことになりました。あい幼稚園のひまわり組さんと混合で4グループのチームを作って、ジャンケンゲームやボールを使ったゲームをして楽しく過ごしました。お互いに名前を聞いて作戦を立てるなどゲームを楽しんでいました。すっかり打ち解けたかと思うと、あっという間に給食の時間になりました。あい幼稚園はふるさと館から数分の距離なので、ひまわり組さんと手をつないで、「小学校どこ行くの?」など会話を弾ませながら歩いて帰りました。給食をたくさん食べた後は、時間いっぱいまで園庭で遊ぶことができました。あい幼稚園には、年長5クラスが三度訪問させていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
くま組の保護者の方へ。
今日は給食日になるという連絡ができておらず、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
さて、生活発表会が終わって、「お母さんが泣いて喜んでくれた!」「ごほうびもらったよ!」と口々に言いながら嬉しそうに登園してきた子ども達は、満足している様子がうかがえました。昨日の発表会ではこんなことがありました。
「さるかにばなし」 きりん組
わくわくドキドキの生活発表会のリハーサル室では、プログラムの練習をしたり、劇の流れを確認したりして順番を待ちました。きりん組では日頃から「お腹から声を出すこと」を目標にして、毎日練習してきました。当日もインタビューではマイクに頼らず、一人ひとりが元気いっぱいに自分の名前を言うことができていました。口を大きく開けて、お腹から声を出すことで、子ども達の意識も高まり、一人ひとりが自信を持って演じることができました。一人ひとりの頑張る気持ち・・・それは、本当の宝物。これからも、この宝物がどんどん増えていきますように!!
「あかずきんちゃん」 らいおん組
発表会数日前から体調不良で欠席が多くなり、各役の子ども達は一人で同じ役の友達の台詞を一生懸命に言いながら練習しました。降園前に「みんなの熱が下がるようにお祈りしとくね!」という声がたくさんの子ども達から聞かれました。その祈りが通じてか、ほとんどの子が元気になって参加することができました。あかずきんちゃんとおばあさんを食べたオオカミを最後まで許さないでやっつけてしまうストーリーに、「悪いオオカミだけど、可哀想だよね。」という古森先生のつぶやきを練習の時に聞いた子ども達はオオカミを許してあげることにしました。オオカミ役の子ども達も、「やっぱり許してもらえてよかったね!」とみんな笑顔になりました。
「うさぎとかめ」 くま組
リハーサルから当日までの間に劇の内容が大きく変わりました。古森先生からもらったアドバイスの中に”友達と声をそろえること””お腹から声を出すこと””台詞をゆっくり言うこと”がありました。そのことを意識して練習することで、子ども達の演じ方が変わってきたのです。本番2日前に80点をもらい、「一人1点とったら31人だから・・・。111点だぁ!!」と、ますます意欲が高まった中で、当日を迎えることができました。舞台で待機している子ども達に「100点満点とるぞー!」と古森先生が声を掛けて下さると、「任しとけ!」というような表情で大きくうなずいていました。途中、かめきち役のTくんがつけていたタスキが落ちてしまいましたが、Aちゃんがすぐに拾って近くのSくんに渡し、それを受け取ったSくんがリレーして無事Tくんの手に渡すことができました。31名の子ども達で助け合い、今までで1番の劇を見せてくれました。
「ブレーメンの音楽隊」 くじら組
実はリハーサルまでに劇が仕上がっていなかったくじら組は、発表会2日前になっても今ひとつ自信がありませんでした。どうしようと焦っているといると古森先生にアドバイスをしてもらい、1つのことを変えることになりました。それは、フィナーレの踊りです。動きがリズミカルでわかりやすくなったことで、子ども達はとても楽しくなり活気が出てきたのです。そして、劇全体も自分達で考えて進められるようになったではありませんか。本番での約束は”舞台や持ち物は自分達で準備すること”ところが劇のことで頭がいっぱいで楽器を忘れたと舞台から合図を送るSくん。楽器が服にひっかかってしまったAちゃんに一生懸命に後ろから手を伸ばして取ってあげようとしていたYちゃん。泥棒も、今までで1番大きな声ではりきって台詞を言っていました。幕が閉まって古森先生に「100点やったよ!」と言ってもらい、「初めて100点や!」と喜んでいました。
「ももたろう」 ぞう組
発表会前日の最後の練習で「明日は自分達で全部進めていこう!」と決め、当日を迎えました。ところが、お休みが二人も出て、みんなちょっぴり動揺しているところへお休みしたKくんから「ぞうぐみさんへ。ももたろうがんばってね。」と励ましの手紙が届きました。「よーし!KくんとMちゃんのために、みんなでももたろうを頑張ろうよ!」と言って舞台に立ちました。それぞれの場面での楽しみ方を古森先生から教わったぞう組は、練習の成果を十分に発揮してくれました。見どころで紹介した「見せる」「歌う」「踊る」という目標も達成していたとみんな大満足していました。
年長組最後の発表会は、心に残る劇と歌で幕を閉じました。