2007年12月20日 木曜日
2学期も残すところあと1日となった今日、登園して来た子ども達は寒さにも負けないで元気よく戸外で遊ぶ姿が見られました。年少児は先日、冬眠したばかりのカメに「春までおやすみ」と札を立てました。カメが落ち葉の布団にもぐって眠っているのを優しく見守る子ども達の瞳が印象的でした。
さて、今日、すみれ組では、明日が終園式で冬休みに入ってから新しい年を迎えるということで、一年の汚れをみんなできれいにしようと大そうじをしました。みんなでずっと遊んできたままごと道具を洗い場まで運んでお湯につけながら洗ったり、雑巾で床やロッカーや窓拭きをしたりしていきました。
「わたしはままごとをあらうー!」「ぼくはぞうきんがけする!」「スポンジかして!わたしがあらうね!」と次々に子ども達ははりきって役割分担を決めていました。
ままごとチームは裸足になってはりきって、温かいお湯にお皿や粘土べらをつけて次々と洗っていきました。「洗ったらこっちに干すんよ。」と友達同士で声を掛け合いながら普段、いつも遊んでいるおもちゃをきれいにしていきました。
雑巾がけチームは一列に並んで「ヨーイドン!」ど床拭き競争です。隣の友達とぶつかって顔を見合い、笑いながら何度も拭いていきました。ロッカーの中を拭くことも伝えると、進んで何人かの子ども達が拭いていきました。窓を拭きたいと進んで窓拭きをする子もいて、みんなでたくさんのお手伝いをしてくれました。
その間、教師は子ども達の手の届かない棚の上や窓のさんを拭いていきました。みんなのすみれ組はみんなの手でみるみるうちにきれいになっていきました。一生懸命にお掃除した後の充実感、みんなで働く喜びなどを集団生活の中で少しずつ感じ取っていってほしい、そして1年の終わりと新しい気持ちで新しい年を迎える日本人としての心情も残していけたらと思います。