2014年1月10日 金曜日
今朝は、足元から冷え込みとても寒い一日の始まりでした。まだ夜が明けきっていないかのような暗い7時過ぎ、雪がちらちらと降ってきました。そして、子ども達の登園を待っていたかのように大降りになってきました。ひまわり組のHちゃんは、「雪だー」と言ってお部屋から飛び出してきました。ぱんだ組のG君とS君は、「雪やー、キャッチしよう」と言って手のひらを合わせて園庭中を走り回っていました。
普段、ほとんど雪に触れることのない子ども達にとって、とても嬉しい一日の始まりになりました。やがて、しんしんと降っていた雪は、いつの間にか園庭にある遊具を次々と真っ白に染めていきました。次々と登園してくる子ども達は、寒さを吹き飛ばさんばかりの満面な笑顔で「雪がすごい降っとるね」と喜んでいました。遊具に積もっている雪をかき集めて雪だるまを作ったり、雪の団子を作ったりして楽しみました。子ども達のそんな姿を応援するかのようにしんしんと降っていた雪は、吹雪のように降り始め、やがて園庭を真っ白にした後、あっという間に幼稚園全体を包み込みました。銀世界に近い一瞬も子ども達にとってとても良い経験になりました。
雪に触れながら沢山遊んだ子ども達を温かい給食で副園長が迎えてくれました。今日のメニューは、8種類の野菜が入った栄養たっぷりのお粥です。本当は、七草粥を予定していましたが七草が集まらなかったので、さつま芋、大根、人参、ニラ、春菊、大根葉、白菜、椎茸が入ったお粥になりました。お正月にご馳走を沢山食べたお腹を休める為に、そして元気に過ごすために食べるという由来もある七草粥です。野菜粥の他には、シシャモフライ、肉じゃが、干し柿、みかんです、年長、年中組は、グループに分かれてみんなでみかんを分けて食べました。これからも寒い日が続きますが子ども達に色々なことを経験、体験できるように私達教師も一日一日を大切にしたいです。