幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年1月9日 木曜日

 「あけましておめでとうございます!!」と元気な声が聞こえてきて、今日から三葉幼稚園の3学期が始まりました。久しぶりに子ども達の元気な姿や笑顔を見て、私たち教師も自然と笑顔になりました。

 今日は、お正月の遊びを楽しもうといろいろなコーナーを用意していました。凧あげのコーナーでは、新聞を使って簡単に作れる凧を作りました。4分の1と3分の1の折り方は、いつもお手紙を折っている時にしているので、ほとんどの子がすいすいと作っていました。そこへ、古森先生がやって来て今年は、いつもの凧に平行になるように支えの紙を貼ることで凧をうまく受け止めてよく飛ぶ方法を教えてくれました。凧が出来上がると、子ども達はすぐに園庭に飛び出してトラックを何周も走っていました。

      

 実は今日、私たち教師が羽根つきの準備を怠ってしまっていました。羽子板がないことに気付いた古森先生は、すぐに木片を組み合わせて手作りの羽子板を作ってくれました。そして、羽根は形も同じで重さのあるビー玉をナイロンに包んで作ってくれました。羽根をついてみると「コンッ!コンッ!」と良い音が聞こえ、子ども達の笑顔がみえました。古森先生が作って来てくれた時、「しまったー」と思いました。用意できていなかったことも、なかったらそこにある素材で作り出すことができていなかったことにも…環境による保育がどれだけ大切なのか分かっているはずなのに、その環境を作り出せていなかったことを反省しました。

    

 その後はみんなで始園式に参加しました。みんなで会うのが今日初めてということで「あけましておめでとうございます」と挨拶をすると、それに続き「今年もよろしくお願いします」と子ども達の方から元気な声が聞こえてきました。3学期は、年長児は1年生になる準備を、年中・年少そして、ひよこ組の子ども達は1つ上の学年になる準備をするということを話してもらい、子ども達は目をキラキラとさせていました。又、3学期は発表会があるけれど「自分達でいつでも練習をしていこう」と話してもらい、くま組の子ども達もやる気満々でした。

 また明日から子ども達のことを一番に考えて環境を用意していくようにしたいと思います。