2013年12月10日 火曜日
昨晩の雨風で園庭のイチョウの木の下にはとても広い、大きな黄色いじゅうたんができていました。アヒルの上にもじょうろの中にもブランコのマットの上にも沢山のイチョウの葉が落ちてとてもきれいにお化粧していました。登園してきた子ども達は、さっそく「ふかふかやねー。」と言いながら駆け回っていました。そこへ、年少児がやってきてくまでを片手に山作りを始めました。
どんどん大きくなっていくイチョウの山に子ども達は大興奮で、しばらくの間イチョウの木の下で遊んでいました。風がそよそよ吹くたびにヒラヒラと葉っぱが落ちてきて、低い木の枝の間で止まり、素敵な自然の風景を見ることもできました。
そんな遊びを楽しんでいると「おはようございまーす。」と元気に挨拶をしながらこあら組さんが登園してきました。今日は、待ちに待ったこあら組さんのお楽しみ会です。パーティーだからとちょっぴりおしゃれをした子もいれば、何があるのかなとワクワクしながらやってくる子もいます。82組のこあらさんが参加して下さり、とても盛り上がった会となりました。
ちびっこサンタさんになり、登場した年長さんは、大きな声でことばを言ったり、可愛い歌や手話、手遊びを披露してくれて、こあらさんを楽しませてくれました。鼓笛隊が始まると、動き回っていた子どもたちもステージを見つめ、カッコいい年長さんの姿に見入っていました。子ども達は、もちろんのこと保護者の方もステージに釘付けで1つパートが終わるたびにあたたかい拍手をして下さいました。
周りの方にあたたかく見守られ成長していく三葉っ子達。1つひとつが子どもたちの自信へとつながり、その姿がまた、次の子どもたちの刺激になり、引き継がれていくのだなと、とても幸せな気持ちになりました。
さて、年長さんの出番が終わると、次は年中さんです。配膳のお手伝いをとても楽しみにしていた子どもたちは、「まだ行かんの?」「ご飯はいつ?」と遊びの途中に何度も教師に確認していました。「ごっこ遊びが楽しいのよ。」という副園長のアドバイスからエプロンと三角巾をつけてちいさなウェイター、ウェイトレスさんになって大切に給食を運び、「どうぞ」と言いながら優しく手渡していきました。自分達がレストランに行ったときのことを思い出しながら「こぼして運んでくる人もおるけど、こぼさずに上手に運ぶようにせないかん」と実際の経験を教えてくれる子もいました。
子ども達は何日も前から準備をし、とても楽しみにしていましたが配膳の際に教師達の連携不足でちょっと子どもたちに迷惑をかけることがあったことが反省です。子どもたちに良い経験を沢山させてあげられるようしっかりと計画を立て、進めていきたいと感じました。