2009年1月17日 土曜日
今日のフリースクールは、子ども達がとても楽しみにしていた「うどん作り」でした。ひよこ組の子ども達も、「明日はママとうどん作るんよ」などと、とても楽しみにしている姿がありました。ニコニコ顔で登園して来た子ども達は、「お母さんと一緒なんよ」「エプロンの模様が新幹線なんよ」と、とても嬉しそうに見せてくれました。三角巾をつけて準備万端で位置につくとうどん作りの始まりです。お母さんやお父さんや他のクラスのお友達と力を合わせて作り始めましたがバラバラになった小麦粉がなかなかまとまらず、お父さんが力いっぱいこねて、やっとつながるグループもありました。たんぽぽぐみのR君は、早く「足でふみたい、ふみたい」と、踏むことをとても楽しみにして友達と順番に「よいしょ、よいしょ」と掛け声をかけながら踏んでいました。踏んで広がった生地はまるめて大きなお団子にして1時間寝かします。その間に、子どもたちは外で、マラソン5周やなわとび、ながなわとび、たんぼおに、つりかん、たけうま、鉄棒、ジグザグシュートなどをして時間を待ちました。お母さんやお父さんと一緒にマラソンをしたり、竹馬をしたり、とても楽しんでいました。すみれぐみのAちゃんは、鉄棒で、前まわりができずお母さんに足などを支えてもらいながら、一生懸命に挑戦していました。
1時間ねかせた後はめん棒でよく伸ばして、だいたい2mmぐらいの厚さまで広げました。
伸ばした後は、できるだけ細く切り仕上げです。ゆであがるまでの間は…。ここで好例の教師達の劇が始まりました。教師達の劇では、子ども達も飛び入りで、うどん職人のたえこお姉さんのお手伝いをしてくれました。うどんの生地役の教師達をこねる役です。そうしているうちに次々と、うどんがゆであがってきました。うどんがなんと、1cm角の太さだったり、きしめんのように平らだったり、なかに細くてとても上手なうどんができていた時はうどんをゆでていた教師達はえらく感動してしまいました。そうしてグループによって個性豊かなうどんができあがりました。お店のうどんと違って固くて、よくかんで食べるうどんでしたが自分達が作った安心・安全でみんなで力を合わせたうどんはとても温かくていいうどんでした。
追伸・うどんのもうひとつの食べ方(うどんの大変身)
フリースクールの後、教師達の昼食は勿論手作りうどんでした。そして、気が付くとうどんがまだまだ残っていました。残ったものを持ち帰り用に分けていると、またまた古森先生のお料理の虫が頭をもたげました。ビニール袋に入ったうどんの中にパラパラとカレー粉を振って、その上から片くり粉を入れてパシャパシャと振ると熱くなった油の中へ移して揚げ始めました。パリパリになって黄色く変身したうどんは、おいしいスナック状のおつまみになっていました。パパのビールのおつまみに、子どものおやつに、ママのお茶のおともに、そして教師達は仕事をしながら、バリバリ、カリカリと手が止まりません。お家でもおうどんを作って残ったものはこのような方法で味わってみて下さい。お勧めです。